「育つ」銅製茶筒
みなさん、お茶はなにがお好きですか?
私はやっぱり煎茶かしら?
あと、玄米茶、煎茶、紅茶、カモミール茶を気分に合わせて飲んでます。
「お茶を一服」
は、一日のうちの贅沢な時間。
淹れるプロセスも、なんだか儀式めいていて、一連の作業が「癒し」です。
さて、お茶に懲りだしてくると、こだわりたくなるのが「お道具」。
特に茶葉を新鮮に保つには、この茶筒はすんばらしーのではないかと。
明治8年創業の茶筒司、開化堂(かいかどう)さんの銅製茶筒でございます。
というわけで、よもやま話から入ってしまいましたが
京都に息づく伝統工芸の世界をみてみよう!
シリーズ第三回は、「茶筒」!
この茶筒、なんといっても素晴らしいのはその密閉性。
噂には聞いていたけど、蓋を胴の上にポンと置くと、蓋が勝手に
すぅぅー・・・
と落ちていき、最後にはひとりでに
ぴっとり。
と完全に閉まるのをこの目で見たときは、
たまげました!
機械の精密さを上回る
これぞ手わざの妙!!!
蓋が落ちていく際に中の空気は徐々に抜けていくため、茶葉が空気に触れず、新鮮な状態を保てるんです。
以前、お茶を美味しく飲む方法をレクチャーする宇治茶師の谷口氏に振る舞い茶を頂いたんですが。
その際、彼の手元にもl開化堂の茶筒が。
私「あーっ それもしかして開化堂さんの茶筒ですか???」
谷口氏「そうです。私はもっぱら開化堂さんの使ってます ほんといいんですよ、これ」
とのこと。
お茶のプロも御用達とあって、ますますこの茶筒の高性能っぷりに驚かされるばかり。
それにしても谷口氏の茶筒、長い間使われていい味出してます。
そう!
そこがもう一つのこの茶筒の魅力。
毎日毎日使うことで「手擦れ」により銅の風合いが変化するんです。
こーんなピッカピカだった茶筒が
長年使うとこんなことに!
なんともいえない風合いとぬくもりが生まれます。
これぞ
「育つ茶筒」。
毎日使うのが楽しくなりますね。
↑奥が使いこんだ茶筒。手前が新品
開化堂さんでは銅製が最も人気があるということですが、光り輝く銀製茶筒もあります。
茶さじと、携帯に便利な正絹の編みきんちゃくも付いてます。おしゃれ。
「茶筒」と言うけど、茶葉しか入れたらいけないの??
いえいえ、珈琲や昆布、スパイスなど、湿気を嫌うものならなんでもOK!
風味をがっしり保ってくれるそうです。
今回ご紹介した作品は、岡崎にある京漆匠 象彦で展示中で、購入も可能です。
是非行かれてみてください◎
開化堂はココにあります↓
投稿者 老舗モール 時刻 11時05分
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