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2009年6月 8日 (月)

「育つ」銅製茶筒

みなさん、お茶はなにがお好きですか?

私はやっぱり煎茶かしら?

あと、玄米茶、煎茶、紅茶、カモミール茶を気分に合わせて飲んでます。

「お茶を一服」

は、一日のうちの贅沢な時間。

淹れるプロセスも、なんだか儀式めいていて、一連の作業が「癒し」です。

さて、お茶に懲りだしてくると、こだわりたくなるのが「お道具」。

特に茶葉を新鮮に保つには、この茶筒はすんばらしーのではないかと。

Chadutu01

明治8年創業の茶筒司、開化堂(かいかどう)さんの銅製茶筒でございます。

というわけで、よもやま話から入ってしまいましたが

京都に息づく伝統工芸の世界をみてみよう!

シリーズ第三回は、「茶筒」!

第一回>>繊細優美な硝子工芸

第二回>>役者の心を代弁、能扇

この茶筒、なんといっても素晴らしいのはその密閉性

噂には聞いていたけど、蓋を胴の上にポンと置くと、蓋が勝手に

すぅぅー・・・

と落ちていき、最後にはひとりでに

ぴっとり。

と完全に閉まるのをこの目で見たときは、

たまげました!

機械の精密さを上回る

これぞ手わざの妙!!!

蓋が落ちていく際に中の空気は徐々に抜けていくため、茶葉が空気に触れず、新鮮な状態を保てるんです。

以前、お茶を美味しく飲む方法をレクチャーする宇治茶師の谷口氏に振る舞い茶を頂いたんですが。

その際、彼の手元にもl開化堂の茶筒が。

Cha06_2

「あーっ それもしかして開化堂さんの茶筒ですか???」

谷口氏「そうです。私はもっぱら開化堂さんの使ってます ほんといいんですよ、これ」

とのこと。

お茶のプロも御用達とあって、ますますこの茶筒の高性能っぷりに驚かされるばかり。

それにしても谷口氏の茶筒、長い間使われていい味出してます。

そう!

そこがもう一つのこの茶筒の魅力。

毎日毎日使うことで「手擦れ」により銅の風合いが変化するんです。

こーんなピッカピカだった茶筒が

Chadutu04

長年使うとこんなことに!

Chadutu03 

なんともいえない風合いとぬくもりが生まれます。

これぞ

「育つ茶筒」。

毎日使うのが楽しくなりますね。

Chadutu05

↑奥が使いこんだ茶筒。手前が新品

開化堂さんでは銅製が最も人気があるということですが、光り輝く銀製茶筒もあります。

Photo_01_2

茶さじと、携帯に便利な正絹の編みきんちゃくも付いてます。おしゃれ。

「茶筒」と言うけど、茶葉しか入れたらいけないの??

いえいえ、珈琲や昆布、スパイスなど、湿気を嫌うものならなんでもOK!

風味をがっしり保ってくれるそうです。

今回ご紹介した作品は、岡崎にある京漆匠 象彦で展示中で、購入も可能です。

是非行かれてみてください◎

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投稿者 老舗モール 時刻 11時05分
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