京指物の秘技を見る
先日、モダンでシャープな指物照明が人気の、
興石(こうせき)というお店にお邪魔しました。
場所は堀川北大路。
指物照明の部門と、北欧家具の部門に分かれており、どちらにもショールームがあります。
指物照明のショールームには、和を新しいかたちで解釈した斬新なフォルムの照明が並びます。
↑これすごい!
↑こちらは「京都デザイン優品」にも指定された「オーバルスタンド」。
和紙張りの部分と、木の皮を張った部分とのコントラストが素敵。
興石が生み出す指物照明の見所は、なんといっても
「骨組みの繊細さ」。
これだけ華奢なつくりであっても、弱ってきたら和紙を張り替えられるような強度がないといけない。
↑これがものすごく大変なんだそうです。
どういう角度で部品をつなぐのが、最も強度が上がるのか。
設計の段の苦労がうかがえます。
なんせ指物というのは、釘を全く使わずに作る工芸。
木と木を巧妙につなぎ合わせ、その出会う場所が
ピッシー
と一寸の狂いもないのを見たときには、感動で体が震えます。
これらの興石の照明設計をされている方にお話を聞いた際、
指物のつなぎ目の模型
を見せていただけました。
これがつなぎ目↑。
三本の木がそれぞれ斜め45℃にカットされ、ぴったりはまっています。
これは糊付けしていない状態で、一本を外してもらうと、、
なんと!
中は空洞だ!
これによりフレームの軽さも実現できますが、無垢の状態より強度は弱くなるので、この中に三角の薄い補強材を仕込んだりとか、とにかく見えない部分のコワザがすごい指物!!
そして、こんな精巧な仕事、私、逆立ちしても無理!!
見ていてワナワナ震えてきました。
設計士の方に
「い、いや~すごいですね~これは。。。(汗)
性格の『ピシッ』とした人じゃないとできないですよねー!!」
と聞くと、
「うーん、、、そうですねー。誰でも練習すればここまで出来るってわけではないですよね~」
と、やんわりと適正について断言。
やはり、、、
自分に絶対できないだけに大尊敬の、指物の世界でした。
「、、ここの照明は、消えていてもスカッと洗練されてて美しいですね」
と私がつぶやくと、
「まさにソレが私達が追求している目標です」
とのこと。
骨組みが細いので、オブジェとしても繊細できれいなのです。
お値段もそれなりにしますが、この照明1つでお部屋が垢抜けそうな気がするし、和紙の張替えなどのメンテも効く。
長い目で見て高い買い物ではないような気がしてきました。
興石(こうせき)は、近日老舗モールにオープンしてくださいます^^
乞うご期待!
興石 指物ショップはコチラ↓
投稿者 老舗モール 時刻 17時51分 京のもの
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