岡崎のワグネル博士
京都国立近代美術館の裏にある岡崎公園。
そこでけっこうな存在感を放つのが、この碑。
半円型のどっしりとした土台に、レリーフ状の異国の方が。
かなりおっきいです!
半円の部分だけで4mくらい?
この前を通るたびに、
「この人なにした人なんだろう。こんな観光地にこんな大きな碑が建ってるなんて。」
と気にはなっていたものの。
名前すら知りませんでした。
この人は、ワグネル博士というドイツの方。
都が京都から東京に移った明治時代、京都は衰退の危機を迎えていました。
「こんなときこそ、京都はもっと伝統産業に力を注ぎ、衰退をくいとめないといけない!」
一念発起した京都府は、日本で最初に本格的に科学を学べる場所、舎密局(せいみきょく) を作り、そこの科学教師として、このワグネル博士をはるばるドイツから迎えたのです。
ワグネルは陶磁器や七宝などの伝統産業に多大なる影響を与え、
「京都の近代工業の祖」
とまで言われていたそう。
ワグネル博士がいたからこそ、現在の伝統産業のクオリティがあるわけですね~
かの島津製作所の創業者、島津源蔵も、ワグネル博士から影響を受けた一人だそうな。
一時はドイツに戻るも、1892年に没するまで生涯を日本で過ごし、京都のみならず全国の陶磁器産業などに多大な影響を与えたワグネル博士。
とても寡黙で研究熱心だったと伝えられています。
それにしても。
気にはなってることってたっくさんあるけど、人間、なかなか調べないもんですよね~
なにが気になってたかすら、忘れてしまう現状。
今回記事を書くにあたって、勉強できてよかったです。
京都にはまだまだ知らないことが億千万!
京七宝に華やかな彩りが添えられたのも、ワグネルさんのおかげ。
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ワグネルさんの碑はここに。↓
投稿者 老舗モール 時刻 15時37分 京の風景
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