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2008年6月30日 (月)

法金剛院の蓮

打ちつけるような雨が降ったかとおもいきやその瞬間には止んだりして、週末の京都の天気は気まぐれでした~

どっさり降った雨のせいで今日は若干過ごしやすい?

気温が低くてさわやかです☆

そんな週末、スタッフのOさんが訪れたのは、「蓮の寺」として有名な「法金剛院」(ほうこんごういん)。

きれいな蓮が咲きはじめ!

Hasu01

このシャキンと上を向いたつぼみ。

この崇高なたたずまい。

なんて美しいのでしょうか。

Hasu02

去年は7月後半に訪れてたみたいです。

「蓮の寺」だけど、

「今はあじさいのほうががいっぱい咲いてたよ~」

とのことでした。

Oさん曰く、

「蓮もきれいだったけど、重要文化財である阿弥陀如来の像などが重厚で吸い込まれそうだった」

と。

季節の花も楽しめて重要文化財は見ごたえ十分。

二度おいしいですね。

Hasu03

水滴をはじく蓮の葉っぱ。

コロコロしててかわいい。

しかし!

このコロコロと縦横無尽に転がる水滴と蓮の葉の様子から、こんな

「女性として言われたくない言葉」

が生まれたのですよ。。

それは、、

「蓮っ葉」。

ハスッパ。

「ハスッパな女」。

う~ん。。

言われたくないですね~~~

Hasu04 

法金剛院のハスの見ごろは、七月はじめから八月上旬。

けっこう長いです。

お見逃しなく!

↓こちらは蝋燭の老舗、財木屋さんの、蓮の形をした手燭。

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法金剛院はコチラです↓

投稿者 老舗モール 時刻 18時51分 京の寺
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2008年6月27日 (金)

りつあみ

いきなりなんですが、

今日は少し眠いのです。

すっきりしないお天気のせいか、

睡眠不足のせいか。

しかし先ほど、味もビジュアルも、いい意味で「目の覚める」お菓子に出会いましたのでレポート。

その名は「りつあみ」。

Rituami01

「りつあみ」。

不思議な言葉の響きですが、漢字で書くともっと不思議なカンジ。

「栗阿彌」。

「阿彌(あみ)」は物事の最高品位を表す言葉で、「栗の極みの菓子」という想いをこめて命名されたものだそうな。

Rituami02

栗の渋皮がついたまんまの珍しいお菓子。

これ、一個約250円です。

たかい。。

Rituami03

帯の後ろには「若菜屋」の文字。

「若菜屋」は、昭和2年創業の京栗菓匠。

以前こちらの節分のゴロピカドン和菓子があまりにもかわいかったのですが、そういえば、あの生菓子にも刻んだ栗がたくさん入ってておいしかったな。。

Oni01

「栗阿彌」は、栗が入っている、というか栗そのもの。

選りすぐりの栗を渋皮つきのまま丹念に蜜付けし、表面に砂糖がまぶされた栗。

おいしくないわけがないのでした。

Rituami04

渋皮がついたままなのも野趣あふれてて素敵。

かといって渋味はゼロ。

あくまで栗の風味を大切にしながら、エグみ、渋みは見事に消えています。

栗をそのまま使用した、、といえば、京都くりやさんの「金の実」もこれまた最高ですが、

Kinnomi03

京都くりや「栗納豆 金の実」

このまぶしいような黄金とは対極の位置にある、茶色の栗阿彌。

個性的な外観ではありますが。

一口かじると、その色からは想像のつかない甘やかな栗の風味が、夢の世界へいざないます。

かさが小さくて、上等のお菓子をお使いにしたい時なんかに重宝しそうです。

これからの季節、栗をサッパリと楽しむならコチラがオススメ。

林万昌堂の「栗あいす」。

栗あいす

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投稿者 老舗モール 時刻 15時33分 京の食
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2008年6月25日 (水)

京の東のお馬さん

ひひーん!

おはようございます。

Awata01

筋肉の浮き出方も猛々しいこの御神馬(ごしんめ)。

横腹に紋をたずさえて、このまま走り抜けんばかりの迫力です。

このお馬さん、どこにいらっしゃるかというとAwata02_2

粟田神社(あわたじんじゃ)のこの階段を上りつめたところに。

粟田神社は、厄除け・病除けの神として有名です。

また、京都の東の出入口である粟田口(あわたぐち)にある為、むかし東山道・東海道を行き来する人々は旅の安全を願い、いつしか旅立ち守護の神としても知られるようになりました。

粟田神社で結婚式を挙げられる方も多いみたい。

それくらい大規模な神社なので、見どころはたくさんなのですが。

とりあえず写真がいっぱいあるので今回は「粟田神社の動物モチーフ」に焦点を当ててお伝えします。

Awata03

鳥居の入り口で私達を出迎えてくれるのはどっしりと丸みを帯びた狛犬。

初夏の緑の中、貫禄のたたずまいです。

おもいっきり前の花に焦点が合ってますねごめんなさい。

粟田神社の境内にはたくさんの小さな神社があるのですが、これはそのうちの一つ、鍛冶神社(かじじんじゃ)の小さな社の彫刻。

Awata04 

左が獅子で、右が龍かな?

↓この部分のちいさなちいさな彫刻です。

Awata06_2 

もう一つ、気になる動物は、これまた鍛冶神社の社の前にいた狛犬。

上部が削れてしまってなんとも言いようのない表情に。。

ギザギザ~

Awata05

どこの神社にも、狛犬や、狐や、馬や、はてはねずみなんかも祀られていたりして、さながら動物ワンダーランド。

今回の粟田神社もかなり見ごたえがありました。

境内はとても見晴らしがよく、平安神宮の朱色の鳥居が見下ろせます。

本編(きちんと粟田神社を紹介します!)はまた後日~

老舗モールにもとびきり魅力的な表情の獅子が一匹。

萬福堂 楽入作の、獅子香炉。

頭部が開いてお香をたくことができます!

Awata07

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粟田神社はコチラです~↓

投稿者 老舗モール 時刻 10時51分 京の神社
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2008年6月24日 (火)

観峰記念館@岡崎

平安神宮の近く、岡崎通りをまっすぐ北へ進むと、なにやら異国情緒あふれる彫刻が見えてきます。

Kampo01

ここは、観峰会館(かんぽうかいかん)。

Kampo04   

原田観峰(はらだかんぽう)という書家をご存知ですか?

ご存知ないなら、

「私書道習っててん」

「へ~何段?」

こんな会話をお聞きになったことはあるでしょう。

が、この会話には大きな誤りが。。

そもそも、書道に「段」とか「級」は存在しないそうです。

言うなればそれは「習字」で、書道家の人に「何段ですか?」なんて聞くとあからさまにイヤ~な顔をされてしまうそうな。。

して、書道に「段位」を持ち込んだのが、この原田観峰、その人だそうです。

観峰は昭和28年に財団法人日本習字教育財団を設立し、その際、段や級の制度を設けました。

級や段が高ければ高いほど「うまい」ってカンジですが、団体によっても審査基準は違うし、児童の部と一般の部があったりもするので、実際のところなんとも、、ということろらしいです。

Kampo2

建物の壁に観峰の書がズラリ。

なんだか不思議な光景です。

観峰会館には観峰美術館が隣接しており、冒頭の彫刻2体の奥が美術館への入り口。

この日は展示の入れ替え時期で残念ながら閉まってました。

6月末からは静中動~書と舞~という展示をされるそうな。

Kampo03

美術館前の庭園も見事。

この庭園の隅に、大きな太鼓みたいなのがズラリと並んでおりました。

Kampo05_2

これは「石鼓文(せっこぶん)」といって、唐の時代初期に中国で出土した10基の花崗岩の石碑のこと。

の、レプリカです。

Kampo06_2

表面にはこのように文字が刻まれています。

現存する中国の石刻文字資料としては最古のもので、出土した当初から珍重されていたそうです。

この文字、なんかかわいいですが、紀元前221年に秦の始皇帝が全国共通の文字を定める「文字統一」を行う以前のもので、「大篆(だいてん)(篆書体(てんしょたい)の元)」と呼ばれています。

文字がきれいなのって、あこがれますよね~

私も書道は2段です(児童の部でね、、)。

これなら上手に文字が書けそう!?

岡重の、IMAN 筆ペン

IMAN 筆ペン

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観峰会館はコチラ↓

投稿者 老舗モール 時刻 16時15分 京のおでかけ
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2008年6月21日 (土)

芸事上達☆御辰稲荷神社

♪京の風流きつねは琴の上手なお辰の白きつねと

碁の好きな宗旦きつね♪

Otatuinari01

とうたわれた看板が目を引く、御辰稲荷神社。

東山天皇の側室、新崇賢門院が作った神社です。

ある日の新崇賢門院の夢に出てきた白狐(お辰きつね)を祀るために創建されたそうな。

Otatuinari02

お辰きつねは琴の達者なことで有名で、この神社も芸事・商売繁盛にご利益があるとされています。

境内は緑がうっそうと茂っていて、まさに白狐が木陰からひょっこり顔を出しても不思議じゃないようなムード。

Otatuinari05

絵馬はこんな図柄。

これが東山天皇?かな?

Otatuinari03_2

お酒がたくさん祀ってありました。

Otatuinari04

境内には、願をかけ石を授かった説話から願い事が叶うとされる福石大明神の祠も。

Otatuinari06

とても小さな神社なのだけど、芸事上達・商売繁盛などのご利益から人気は上々だそうです☆

芸事上達、、自分には縁のない話ですが、しょーもないことでもいいから見せたらみんなが「あっ」とか「うわぁ!」とか驚いてくれる一芸があったらいいなあ。

老舗モールでの密かな人気商品といえばコレ!

東洋竹工さんの、南京玉すだれ(プロ用)。

南京玉すだれ(プロ用)

なぜかとっってもよく売れますコチラ。

人気の一芸なのかなあ、玉すだれ。

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御辰稲荷神社はコチラ↓

投稿者 老舗モール 時刻 12時02分 京の神社
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2008年6月20日 (金)

瓢亭の「瓢亭たまご」

場所は南禅寺の門前付近。

この界隈は、白い割烹着を着た若いお兄さんがやけにたくさん歩いてるなあ、、

と思いながら自転車で走っていたら、

その先には有名な懐石料理屋「瓢亭(ひょうてい)」がありました。

Hyotei02

全景はこんな。

Hyotei01

わびとさびでございます~

この入り口を、お昼の三時くらいに、着物を着た女性従業員や、修行中の身であろう若き料理人などが、セカセカと出入りされていました。

瓢亭の歴史は400年ほど前にさかのぼり、南禅寺境内の門番所を兼ねて、腰掛茶屋としてのれんを掲げたのがはじまりだそう。

当時からお客さまに、茶とお菓子以外に「煮抜き玉子」を提供していたんだそうです。

それが、今も瓢亭の名物である「瓢亭玉子」。

要するに絶妙な具合に茹でられた半熟玉子を半分に切り、黄身の部分に醤油をポトリと落としたもの。

それだけなんですが。。

言うは易し。いざ作ってみるとけっこう、いや、ほんとに難しい。

私も最近ふと思い立って夜遅くに作りました。

(携帯で撮ってたので写真ちいちゃいです)

Tamago_4

瓢亭玉子は黄身に醤油を「落とす」けど、今回は醤油とだしの液を作りそのまま食べれるように。

茹でておいた玉子投入!

Tamago03_2   

さて、半熟具合のほうは、、、

Tamago02_2

!!!

、、、いいんでないでしょうか。。

瓢亭玉子には及びもつかないだろうけど、私的には「カンペキ」でした。

黄身のねっとりとした濃厚な舌触りが最高。

さてスタッフブログがいささか料理ブログっぽくなってきたとところで。

瓢亭玉子の話題は終わりにして、瓢亭のもう一つの看板メニューが、「朝がゆ」だそうです。

昔、祇園界隈で夜遊びをした京都の旦那衆が、朝帰りに芸者さんと連れ立って寝ている主人を起こし、「なにか食べさせて」と言われ粥を作って出したのが朝がゆの始まり。

なんとも粋なエピソード。

空気が引き締まった冬の早朝なんかに、朝がゆ、いただいてみたいですね~

錦市場の中央米穀さんでは、京懐石にぴったりというこんなお米が!

「京・錦の懐石米」

■中央米穀■京・錦の懐石米

粘りのある口当たり、絹のような光沢・・・

おいしそうです。

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瓢亭はここ!

投稿者 老舗モール 時刻 10時33分 京の老舗
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2008年6月19日 (木)

骨董ストリート新門前通

三条京阪から祇園(東山四条)へ抜けたい場合、どの道で行こうか。

祇園方面に用事のあるとき、私が自転車をこぎながらよく悩む事柄です。

三条京阪から斜め南東の方角となる祇園ですが、ルートによっては、情緒たっぷりの白川通あり、大人気の一澤帆布あり、昼のガランとした花見小路の飲み屋街ありで、なかなか魅力的なスポットに出会えるから迷うのです。

でも、人の少なさとか、楽しさとか、総合的なポイント圧倒的勝利で、このルートを選んでしまうのよね。

「新門前通の骨董街を東へダーッっと」コース。

Sinmon01_2

これだけ骨董品店が密集している通りは、京都では他にないのでは。

↑看板はどのお店もインターナショナル。

外国人客の多さを物語っています。

そしてダルマさんの看板が新門前通の骨董品店の目印。

それぞれのお店でショーウィンドウがとても魅力的に飾られています。

中国骨董が中心のお店。がらくたでもなんでも、、なお店。

どもお店も超個性的。

だから、ふらふらと眺めてるだけで相当楽しい。

手が出ないお値段のお品も多いんだろうな。

Sinmon02

↓こちらも、宝さがし的な欲望がふつふつと沸いてくる店構え。

Sinmon03

看板の彫り物も見事です。

Sinmon04

ここになぜ骨董品店がこんなに密集しているかというと、明治の文明開化で京都に訪れた外国人貿易商相手に、おみやげを売る骨董品店が集まったから。

海外の京都ガイド本にも、新門前通は「アンティークストリート」としてドドンと載っているそうな。

確かに日本人よりもはるかにアンティークに対する興味をお持ちの外国人旅行客。

日本の古き良きものに興味を持ってもらえて、日本人としては誇らしいですね◎

逆に、観光都市の外国の方からは「日本人の興味はブランドばっかりでしょ」なんてイメージを持たれやすい日本人、、ちょっとかなしいですね。。

Sinmon05

話を戻して、新門前通、このガラガラぶりです。

だからこそ骨董もゆっくり見れるし、お店に入るのは少し勇気がいるけれど、まず一軒、エイと入ってみたら、お店の方からもいろいろ面白い話が聞けるかも。

私はこのガラガラさに「早く目的地に着けるかも」という期待を毎回抱きますが、興味のあるものがウィンドーに飾ってあると、自転車を「キッ」と止めて眺めてしまうので結局到着遅れるというオチ。

アンティークストリート、通りに独特の雰囲気もあって超オススメです★

さて、新門前通を東山のほうに歩いていくと、近くに1844年創業のかまぼこの老舗「いづ萬」があります。

ハモそうめんは贅沢な夏の味!

■いづ萬■ハモそうめん

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新門前通はこのあたりです~

投稿者 老舗モール 時刻 15時48分 京のおでかけ
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2008年6月18日 (水)

龍馬ゆかりの土佐稲荷

  パンパカパーンimpact

本記事をもちまして、老舗モールスタッフブログは通算500記事に突入いたしましたー★

う~ん。

長いようで短かったですね~

京都の恐ろしいのは、こうして500箇所いろんなところを回っても、まだまだ、まだま~だ紹介しきれていない場所が何十倍も存在するところ。

これからも気合入れてあんな京都こんな京都をご紹介していこうと思います。

なにとぞよろしゅうに・・・・

さて今日ご紹介するのは、キッとした顔のお稲荷さんが印象的なこちら。

Misaki01_2

正面から見るとこんなかんじ。けっこうかわいい?

Tosainari02_2

ここは、河原町蛸薬師から夜の繁華街・木屋町へ抜ける細道にたたずむ土佐稲荷大明神(とさいなりだいみょうじん)。

Tosainari_3

この近くは坂本龍馬ゆかりの土佐藩邸があった場所。

この神社の中にも坂本龍馬の像が!

Tosainari03

しかし、、、

Tosainari04

頭部が欠損しちゃってました・・・

これは、龍馬との縁を求めてか、この像を刻んで持って帰る心ない人たちの仕業のよう。

信じられない!

そんな人がいるなんて、かなしいですね。

この神社の本当の名前は岬(みさき)神社。

室町幕府完成の10年後、鴨川西岸の岬のように出っ張った所に祠を建てて祀られたのが始まりだそう。

その後この土地に移転し、ここが土佐藩邸の敷地内だったので、「土佐稲荷」と呼ばれるようになったみたいです。

Tosainari05

社の横にも龍馬が掲げられておりました。

土佐稲荷のあるあたりは、飲み屋があったり王将があったり、昼間に見ると少しうら寂しい場所。

Tosainari06

その中で、土佐稲荷の冴え冴えとした朱色が妙に目に焼きつきました。

それにしても削られた龍馬の像には本当に腹が立ちました。

どうかしてるよ。。

歴史が残した遺産は、愛と敬意をもって鑑賞いたしましょう!

便利堂では、坂本龍馬の乙女にあてた書簡を特殊印刷により再現したものがありました!

坂本龍馬グッズ<龍馬からの手紙>

坂本龍馬グッズ<龍馬からの手紙>

龍馬の筆づかいまでが見事に再現されているそうです。

これは龍馬ファンは垂涎もの!?

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土佐稲荷大明神(岬神社)はこちら↓

投稿者 老舗モール 時刻 18時43分 京の神社
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2008年6月17日 (火)

日本で最初の幼稚園

京都にしては比較的近代的なビルが立ち並ぶ御池通り。

富小路の角に、こんな碑が建っていました。

Ryuchi01

「日本最初の幼稚遊嬉場(ようちゆうぎじょう)」と。

Ryuchi02

日本最初の!

柳池(りゅうち)幼稚園記念碑。

京都には「日本最初の」がほんとに多い。

日本初の盲学校も京都。

日本初で鉄道が走ったのも京都。

日本初の小学校も京都。

↑それぞれ記事書いてます。よろしければ見てみてくださいね★

(鉄道の記事だけなぜかバリバリの京都弁で書いてます(恥・・))

で、この「日本初の幼稚園」は、「日本初の小学校」の校舎の一角に建てられたのでした。

今や跡地はこんな近代的なことになってますが、、

Ryuchi03

明治8年に開設した幼稚遊嬉場ですが、幼児教育についての一般認識が浅い段階であったため、約一年半であっけなく閉園したそうな。

その後、昭和4年に改めて開園され、平成8年3月に長い年月を閉じました。

その後、冒頭の石標が建てられたとういわけ。

平成8年以降に作られたということは比較的新しい石標なんですね~

いやー幼稚園の頃は、どんぐり拾ったりお歌うたったり、楽しかったな。。

日本で最初のこの幼稚園が現代の幼稚園の基盤になったのだと思うと、その役割はとても偉大な気がします。

幼い頃の記憶って、美しく残りますものね~

さて、この石標の近くには、蒲鉾の老舗、茨木屋があります★

新鮮な鯛だけを丹念に練り上げた、とびきり贅沢な蒲鉾

鯛魚羹(たいぎょかん)。

鯛魚羹(たいぎょかん)

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日本最初の幼稚園の碑はココ↓

投稿者 老舗モール 時刻 18時21分 京のよもやま話
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2008年6月12日 (木)

大宮姫命稲荷大神

おおみやひめのみこといなりだいじん

Omiya01

仰々しい名前とはうらはらに、ひっそりとした佇まいが印象的なのがこの神社。

建っている場所は広い道路の突き当たりで、この神社を境にして道幅がぐんと狭くなり、その奥には二条城があります。

「大宮姫」とは、神祇官西院坐御巫の祭神八座のうちの1つである「大宮賣神(おおみやひめのかみ)」のことだそう。

とても由緒のある神社だということは間違いないけど、境内も駐車場化してしまって、参拝する人はめっきり少なくなってしまっているみたいです。

Omiya02

けれどさびれた印象は受けない。

それは、町内の方々が頻繁にお社の周りを清掃されているから。

Omiya03

そして、お社の上に覆いかぶさるように、まるでお社を雨風から守っているかのように見える背後の大木は、かなりの大きさ。

この神社、明治初年までは栄えていたそうですが、後にこの土地が京都府監獄の敷地となり、現代においてはNHK京都放送局の敷地となって、昔の面影を全くとどめていないそうな。

なんだかちょっぴりさみしい話ですが、大宮姫命稲荷は地域の人々に、社に覆いかぶさるたくましい大木に、これからも見守られていくことでしょう。

Omiya04

神社の並びにはお地蔵さまがポツンと。

Omiya05

新鮮できれいな花がお供えされているのも、地域の人によるものかしら。

Omiya06

やさしいお顔をしたお地蔵さまでした★

さて、この神社から徒歩約10分。

300年続くお漬物の老舗、赤尾屋があります。

ここのしば漬が、味付けあっさりでおいしいんだ~

京つけもの詰合せ

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そうそう、過去の記事が検索できるボックスを、右上に取り付けました~

「昔読んだあの記事が読みたい!」

「気になるあのお寺のことは書いてあるかな?」

などなど、思い思いの検索にお使いくださいねsun

大宮姫命稲荷神社はコチラ↓

投稿者 老舗モール 時刻 17時45分 京の神社
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2008年6月11日 (水)

出世稲荷で勝ち組を狙う!

私はこれまで何回市バスに乗ったであろうかー。

高校時代の通学では毎日利用していたから(206番系統)、その三年間だけでも

365日 - 夏、冬、春休み - 年間土日 = 約200日として、

200日 × 2(往復) × 3(年間)

=1200回。

かあぁああ。

その毎日乗った思い出の市バス206系統の停車駅で、語感がなんとも焼きついて離れない駅がありました。

それは「しゅっせいなりまえ」。

Shusse01

「出世稲荷前」ですね。

で、京都市バスの停車駅のアナウンスには、時々「広告」が入るのです。

出世稲荷と抱き合わせになっていたのは、バス停から徒歩数十秒のところにある寿司屋でした。

「次は、出世稲荷前。鉄火巻の源八寿司(げんぱちずし)前です。」

というように。

※源八寿司の鉄火巻は、鉄火の占める割合が多くて有名なのだ!

ゆえに

「いなり」→「神社」

であるという認識はもちろん当時にもあったのですが、記憶が寿司と連鎖されてしまい

「いなり寿司」

の印象に、、、、

これは、この路線を利用していた方の多くが抱いていた印象であることでしょう。

そうに違いない。

さて、出世稲荷神社。

なんともおめでたい名前の神社です。

わたくし、1200回も前を通っていたにもかかわらず、この度はじめて行きました。

Shusse02

千本丸太町を少し下ったところにある出世稲荷神社。

足軽時代から天下統一を果たすまでに出世した、豊臣秀吉にゆかりのある神社です。

これは期待大!

元は秀吉の聚楽第の邸内社として創建されたそうな。

秀吉は昔から稲荷神を信仰しており、いつしか自分を守護してくれると考えるようになりました。

のちに現在地に社が移り、秀吉はご存知の通り大出世を果たし、その出世ぶりにちなんで「出世稲荷」の名が付けられたそうです。

Shusse04

「秀吉の出世にあやかりた~い!」と、 江戸時代後期には329本もの鳥居が寄進されたとか。

いま残っているのはほんの数本。

狛犬も、出世しそうな、勝気そうな顔してます。

Shusse03_2

本殿前の狛狐には金網が。

そしてその金網には無数のおみくじが、、

Shusse05

出世稲荷神社、ほんとにこぢんまりとした神社ではありますが、出世を願って(←皆が皆そうとは限らないけど)ポツポツと人が参拝しに来てました。

秀吉も、お稲荷さまに対する強い信心のもと、何事も強気に行動したおかげで、あれだけ出世したのかも。

ポジティブでいると、運のほうから寄ってくるものなのかもしれませんね~

今回はきちんとお祈りできなかったけど、今度ガッツリおまいりしよっと。

さて出世稲荷神社から徒歩約10分のところには、「昔なつ菓子」格子家(こうしや)というお菓子屋さんがあります。

ここの「どろぼう」って黒糖のお菓子がかなり美味しいです。

■格子家■昔菓子詰合せ

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出世稲荷神社はコチラ↓

投稿者 老舗モール 時刻 18時03分 京の神社
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2008年6月 9日 (月)

あじさい寺・三室戸寺

今日はお昼頃から雷が鳴りました。

もうすぐ夏だ!

それにしても毎日毎日雨が降ります。

これだけ梅雨らしい梅雨は例年なかったんじゃないかしらん。

というわけで、梅雨を象徴する花といえば紫陽花(あじさい)。

Mimuroto01

紫陽花の花言葉って知ってます?

「移り気」。

私は昔、誰かから

「あじさいの花言葉は『浮気』だ」

って教えてもらった記憶があるんですが。

ま、意訳すればそういうコトかもしんまい。

あじさいの花が、緑、白、青、赤紫…と、開花するにつれてコロコロ色変わりすることから、このような花言葉が。

ちなみにフランスでは、あじさいの花言葉は「忍耐強い愛情」「元気な女性」。

その国々の感性で、花言葉も変わってくるんです。

で、一万株以上のあじさいが咲き誇り、別名「あじさい寺」と呼ばれているお寺が京都に。

それは宇治にある「三室戸寺(みむろとじ)」。

同じ会社のAさんが、週末にいち早く訪れ、美しいあじさいベストショットを見せてくださいました~

「きれい~ブログに使わせていただいてもいいですか、、?」

ということで、三室戸寺のあじさいの咲き乱れる様子、拝借させていただきます★

Mimuroto02

まだ5分咲き程度ということもあり、人はそれほど多くなかったとのこと。

Mimuroto03

5分咲きといえどもこのあじさいの数!

なかなかお目にかかれる量じゃございません。

ところであじさいって色んな色がありますが、みなさまにとっては

「あじさいといえば」

何色ですか?

私はやっぱり「水色」かしら。

人によっては「赤紫」とか「白」とか言うんですよね。

ちなみに喫茶店で出るソーダ水は、緑より赤のほうが好きです。(←もう無い?)

三室戸寺にも、様々な種類のあじさいが咲いているみたいです。

「こんなの見たことない!」ってのも。

Mimuroto04

↑比較的オーソドックスに見えて、なんか普通のと違う。

Mimuroto05

↑可憐な印象の、淡いスミレ色のあじさい。まだ咲き始めのようですね

Mimuroto06

↑薔薇みたいに、マキマキなのも。

Mimuroto07

↑これは縁がギザギザの華やかなあじさい。

まばゆいばかりの白。

Mimuroto08

↑星のカタチ!

Mimuroto09

↑最後はおもいっきりロマンチックなあじさい。

端がほんのりピンクで、たいそうかわいらしいのでした。

三室戸寺のあじさい園の開園は、7月13日(日)まで。

それまでの毎週土日には、夜になると、紫陽花を幻想的に照らすライトアップもされてるようです!

これはきれいに違いない!

みなさまもお見逃しなく^^

こちらは清課堂の紫陽花の香立セット。

香立セット「紫陽花」

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三室戸寺はコチラ↓

投稿者 老舗モール 時刻 16時39分 京の寺
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2008年6月 8日 (日)

旧毎日新聞社京都支局

おほしさまがキラリ。

Mainichi01

ビルの上層に二つのお星さま。

バルコニーの多角形も相当ハイカラ。

わー私お星さまモチーフ大好きなんです。

しかしなんだかこのお星さまは文化の香りがするぞ。。

ポップながらもなんだか歴史の香りがプンプン漂うこのビルは、

昔、旧毎日新聞社京都支局だったビル。

お星さまは、毎日新聞社の社章に基づいたものだそう。

このビルがあるのは河原町三条。

カフェ・アンデパンダンが地下にあるビル。

というと、ピンとこられる方も多いかもしれません。

Mainichi02

竣工は昭和3年(1928)。

平成10年にはビルの名称が竣工年にちなんで「1928ビル」に改名されました。

設計は、「関西建築界の父」とも言われる建築家、武田五一(たけだごいち)。

京都府立図書館や円山公園、京都市役所に島津製作所別館など、代表作は枚挙にいとまがありません。

ヨーロッパ留学の経験からアールヌーボーなど当時の最先端のデザインをいち早く日本に取り入れ、次々と斬新な建築を手がけました。

1928ビルは、現在は京都市登録有形文化財に指定されております。

中はギャラリーあり、数々のアートな催しが開催される「ART COMPLEX」あり。

若者カルチャーや最新のアートが凝縮された、素敵なビルなのです。

Mainichi03

この時は玄関にベロタクシーが止まってました。

ベロタクシーとは、自転車がベースになっている人力タクシー!

環境都市推進協会(京都市)が、「人と自然が共生する町づくりを進めたい」というスローガンのもとに運行しています。

車体はスポンサーの広告スペース。このときは宝酒造さんのものでした。

大人300円、小人200円で、繁華街の中心エリアのどこにでも(錦市場以外)連れてってくれるんです!

買物で歩き疲れちゃったわなんていうとき、これはうれしい。

ずーっと、一回乗ってみたいって思ってるんだけど、なかなか遭遇できないベロタクシー。

今度見つけたら無理矢理用事作って乗るんだ!

ベロタクシーより目立つ自転車、発見。

堀金箔粉の、24金を車体に箔押しした「純金箔自転車」!

純金箔 自転車

優雅なフォルムもみどころですね。

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旧毎日新聞社京都支局改め、1928ビルはこちら

投稿者 老舗モール 時刻 16時00分 京の風景
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2008年6月 7日 (土)

平井常榮堂とその界隈

川端通りを自転車で丸太町に向かってスーッと北上していると

わあっ!!

Hirai02

ななななんでしょうかコレ。

みんな足を止めてこの奇妙な物体に見入っています。

実はここ、川端通り沿いにあるギャラリー。

これは若手アーティストの作品なんですねー

Hirai01

人をぎょっとさせられるって、偉大な作品だと思うんだ・・・

さて、このギャラリーの三軒ほど南には、江戸時代より続く(!)老舗の薬屋さん、

平井常榮堂薬房があるのですが、こちらのショーウィンドーには蛇のミイラあり、狼の頭あり、猿の剥製あり。。

の、かなり独自のワンダーランドが開けています。

以前の記事はコチラ→

Hiraisaru

そんな素敵な平井常榮堂さんの店内には色々な生薬がレトロな箱に仕分けして入っており、その種類何種類あるんでしょうか。

とにかくすごい種類。

そして知らないものばかり。

Hirai04

「いつ見てもすごいですね~わくわくします」

という私に

「そうですか~もっといろいろありますよ~」

といつもニコニコ対応してくださるご主人。

今回、

「これなんか珍しいですよ~」

と見せていただいたのは、

江戸時代からこの土地にあったという平井常榮堂さんの、当時の看板!

Hirai03

「江戸時代に英語が入ってるっていうのは、かなりハイカラで珍しかったんですよ~」

とご主人。

そうでしょうともそうでしょうとも!

すごいなーかっこいいなー

やっぱりいつ来てもおもしろい平井常榮堂さんでした。

八ッ目鰻キモ油。やつめうなぎ、、、、、

八ッ目鰻キモ油 100球 [医薬品]

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平井常榮堂さんはココ↓

投稿者 老舗モール 時刻 15時30分 京の風景
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2008年6月 6日 (金)

片山文三郎商店さんへ

   今日は、烏丸蛸薬師にある片山文三郎商店にお邪魔しました~

Katayama01

一枚木に味わいのあるフォントで「片山文三郎商店」の文字。

前にかぶさるスカイブルーの布は?

Katayama02

何本か垂れ下がっています。

じーっと見てると、キレイなウミウシのように見えてくるー

さて、この正体は、、、

Katayama03

お店の「暖簾」でしたー!

こんな斬新な暖簾、はじめて。

そう、片山文三郎商店は、絞り染めのお店。

大正4年に絞呉服卸業として創業されましたが、絞りが生み出すユニークなフォルムに着目し、近年はスカーフからインテリアまで、とってもかっこいい絞りアイテムを日々作られています。

ちなみに、こちらは「初夏バージョン」の暖簾だそう。

通常バージョンは、片山文三郎商店の老舗情報ページで見られます♪

お店に入ると、、l

Katayama04

町家を改造した広い店内には、様々なツンツンアイテムが!

この発色のよさ。そしてこのフォルム。着こなしのアクセントになること受けあいです。

Katayama05

絞り方にもいろいろあるようで、少しアレンジを加えれば変幻自在に表情をかえるツンツン。

Katayama06

手頃なところでは、ブレスレットなんかもありました。

夏のタンクトップなんかにさりげなく着けると、きっとオシャレ!

ヘアバンドもいいですね~

Katayama07

伝統工芸を現代のモノに活かして製品化されているものって、けっこう多い。

けど、本当に「わーほしい~!」って思えるものって、一握りだと思うんです。

絞り染めも古くから伝わる伝統工芸。

ファッションアイテムもさることながら、インテリアとしての照明のかっこよさには脱帽です!

ほしい。。

Katayama08

なんか、愛おしいフォルムじゃないですか、、、?

そしてこちらが最新の商品だそうです。

光沢が美しいサテンゴールドのスカーフ。

唄絞りサテンのスカーフ

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片山文三郎商店はコチラ↓

投稿者 老舗モール 時刻 19時24分 京の老舗
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2008年6月 5日 (木)

嵐山吉兆のおもひで

京都屈指の観光地・嵐山。

絶え間なく人でごった返す渡月橋(とげつきょう)を、人通りの少ない方向へ川沿いに歩くと、「シン」と静まり返った竹の門が見える。

その門に覆いかぶさるような四季の木々もまた見事。

これが、言わずと知れた名店「嵐山吉兆」である。

Kiccho01

老舗モールの「京の料亭」コンテンツで紹介させて頂く際、商品の詳細と、「店の外観の写真」が必要であった。

2年前の夏、この会社に入って3ヶ月だった私は、「店の外観の写真」のことが頭からすっかり抜け落ちており、気付いたときには血の気が引いた。

入稿の締め切りは2日後に迫っている。

とにかく吉兆に電話をして、

「今日か明日に、外観を撮らせてください」

とお願いしなければならない。

Kiccho02

この当時の私はまだカワイイものであった。

日本屈指の名料亭という迫力におされて、「写真撮らせて」のお願い電話1つにガチガチに緊張していたのである。

そんなことで「なんやとー!」なんて怒る人は、日常生活では、なかなかお目にかからない。

仮にそんな人がいたら、私は確実にシカトするであろう。

仕事関係でなければ。

しかし、どこの業界にも

「ココではコレ当然」

というシキタリがある筈で、私は敷居の高そうな京料理業界の、あるかないかもわからない逆鱗に触れてしまうんではないかとびくびくしていたというわけである。

実体のないオバケを怖がる気持ちといっしょである。

とにかく担当の部長さんに電話をした。

部長さんの声は、張りがあり、それでいて暖かみのあるかんじであった。

「今日の昼だったらいつ来てくださってもいいですよ~」

即答をいただいた。

午後3時アポ。阪急電車で嵐山へ向かった。

ホームを降りると、そこは未知の世界であった。

そういえば阪急電鉄で嵐山へ来たことは一度もなかった。

嵐山駅はメジャーな観光地ということもあり、JR、京福、阪急と様々なラインが通っており、阪急嵐山駅はいわゆる「嵐山」から数100mはなれた、比較的静かな場所に立地している。

ここからどうやって吉兆に行けばよいのか。

タクシーを捜した。なかった。

駅のロータリーに、白い車がスーッと近づいてきた。

なんと吉兆の部長さんであった。

「わかりにくいでしょ~」

アポの10分前、なんと、駅まで迎えに来てくださったのであった。

「何電車で来られます?JR?阪急?」と電話で聞かれたのを思い出した。

「車だと3分くらいで着くんですけどね~歩くとけっこうかかりますからね~」

このホスピタリティ。

吉兆に着いて、まず外観を撮らせていただいた。

冒頭の写真がソレである。

撮る前に、「ちょっと待って」

部長さんが言った。

門の裏からホースを出してきて、門前の石畳にまんべんなく水を撒きはじめた。

「お客様が来られる5分前には、一組づつ、必ずこのように水撒きをし、門を清めて迎えるのです」

という。

Kicchomizu_2

写真はこの門前のもの1カットで十分だった。

突然の撮影を快諾していただいたのと、「水撒き」の話にひどく感銘を受けた私は大満足で深く御礼を言って帰社しようとした。

「よろしければ中も見て行かれますか?室内には入れないけど。けっこう面白いですよ」

部長さんから思わぬお声をいただいた。

たしかにこの中、どれだけの広さか、しつらえはどうなっているのか、無限大に想像力がふくらんでいたところであった。

Kiccho03

門の奥は、広かった。

豊かな緑の中に、落ち着いた庵、というか離れが、ポツ、ポツ、と点在している。

同じデザインのものは1つもなかったように思う。

Kiccho04

この離れで、一組づつ、料理が供されるのである。

Kiccho05

見終わって、部長さんが

「いろいろあって、けっこう見飽きないでしょ?」

とおっしゃっていた。

確かに見飽きない。もっとちゃんと見たいと思った。

いつかこの中に入って、食事をしたいと思った。

食事とは、当たり前だが料理そのものの味だけではない。

この時見た吉兆の外観は、確かにスキがなかった。

木々の配置や行燈などは言うまでもなく、夕日が差したときの美しさや、鳥のさえずりまでもが計算に入っているような気がした。

自然のほうから吉兆に調和したがっているような、そんなかんじであった。

そんなかんじは一度も味わったことがなかったので衝撃的であった。

してその環境で頂く料理は、間違いないと思う。

食べたことないけど。

船場吉兆の一連の騒動で、吉兆グループは危機に陥った。

私は嵐山吉兆の料理を一度も頂いたことがないけど(何回も言うけど)、2年前のこの日にビシビシ感じた「もてなしの精神」が脳にひどく焼きついているので、嵐山吉兆の印象は、騒動の後も一向に揺るがない。

憧れも変わらない。

死ぬまでに一回食べてみたい。

というか、五感を全開にして、嵐山吉兆を「体感したい」

そんな気持ちがやまないのである。

今日は雰囲気を変えて「デアル」調で書いてみました★ふふふ

大阪で創業した吉兆。

最初のメニューは鯛茶漬でした。

嵐山吉兆のお鯛茶。

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嵐山吉兆はここである!!↓

投稿者 老舗モール 時刻 11時56分 京の老舗
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2008年6月 4日 (水)

赤穂浪士の寺

東山仁王門にて。

門構えが青空に映える本妙寺(ほんみょうじ)。

Honmyoji01_2

鬼子母善神の信仰があるお寺としても有名です。

門前には石碑が。

Honmyoji012

鬼子母神は元々、自分の子供が500人いるのにもかかわらず、他人の子供を捕まえてはムシャムシャ食べてしまうという、とっても悪い神様だったのです。

が、それを見て怒ったお釈迦様が鬼子母神の末っ子を隠し、子を失う母親の苦しみを悟らせ、以降鬼子母神は改心し、善神になったそうな。

というわけで、鬼子母善神は、子供と安産の守り神です。

境内に入ると、本殿がドドンと大きく立派。

Homyoji02

鬼子母善神信仰はさることながら、このお寺にはもう1つ、重要な通称がついています。

それは、

「赤穂義士の寺」。

境内に、赤穂義士吉田忠左衛門同沢右衛門および貝賀弥左衛門夫妻らの墓があることからこの名がつきました。

赤穂義士(あこうぎし)とはつまり赤穂浪士(あこうろうし)のこと。

後者のほうが名前が通っていますが、それはドラマなどで「赤穂浪士」の名前が多く使われたからで、戦前までは「赤穂義士」のほうが一般的だったそうです。

お墓のほかにも、義士たちの当時の手紙なども奉納され、義士宝物館も寺内にあるらしく、そこには四十七士の木像まで安置されているということ。

これは、赤穂浪士ファンなら垂涎ものなのでは!?

Honmyoji03

↑境内にある鐘。

赤穂浪士といえば忠臣蔵

、、、、なの、です、、か???

ごめんなさい知ったかぶりしました。

ほんとはよく知りませんでした。

私、この辺の歴史にほんとに弱い、鈍い、、。

平安時代の雅な世界は大好きなんですけどねぇ、こういった「武士モノ」となるとほんと疎くて。。

お恥ずかしいながら。

突然変異でこの時代周辺の日本史に対する強烈な知識欲が沸いてくるのを、

待ってます。あくまで待ちです。

無理矢理勉強したって、右から左へ受け流すだけだもの。

忠臣蔵にゆかりがあるのは山科。

だ、そうです、、、(泣)

その地に店を構える芳治軒の大石饅頭は、忠臣蔵の二つ巴の紋が入ってまーす

■芳治軒■大石饅頭 10個入

もっと勉強します。。。

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本妙寺はコチラです★

投稿者 老舗モール 時刻 17時55分 京の寺
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2008年6月 3日 (火)

西陣織で源氏物語!?

週末に、すんごいものを見てきました。

それは、現在相国寺の中にある承天閣美術館で開催されている、

「山口伊太郎 遺作展 源氏物語 錦織絵巻」

というもの。

Shokokuji01

源氏物語が作られてちょうど1000年。

かなりの盛り上がりを見せているここ京都で、まさにタイムリーな展覧会。

そしてその内容とは、想像を絶する「スゴさ」でした。

山口伊太郎氏は、西陣の織物制作を統括する「織屋」として活躍した人。

1970年頃から「西陣織で源氏物語絵巻を織るんや!」と一念発起。

40年近い歳月をかけて、この超壮大なプロジェクトを進めました。

伊太郎氏は残念ながら昨年105歳で亡くなってしまったのですが、その意志を受けついだ織物職人が最終巻を仕上げ、この3月にすべてが完成したのです。

Shotokuji02

↑相国寺の並木道

完成した源氏物語絵巻は全4巻

1巻あたり幅33cm、前長10メートルあまり。

文字も、図柄も、西陣の技術を尽くして立体的に織り込まれており、

ただただもう

「すごい、、、、」

しか出てこない状態。

1cm織り進めるのにどれだけかかるの!?

こんなに細かくて、大丈夫なの!?

というかんじ。

Shotokuji03

↑承天閣美術館までの道のり。

Shokokuji04

↑入口

残念ながら館内は撮影禁止だったのですが、このページにもそのスゴサがありありと↓

■山口伊太郎 100歳の仕事

「わしは今、最高の織道楽をしてるんや」

伊太郎氏は言っていたそうです。

晩年は好きな仕事だけやろうと決意し、源氏物語絵巻を作ろうと思い立った伊太郎氏。

40年という歳月は、ハンパなものではありません。

伊太郎氏の絵巻へのコダワリは凄まじいものがあったらしく、後から見て気に入らないところが見つかれば、惜しげもなくその「目」まで織をほどいて、

はいやり直し。

そんなことはしょっちゅうだったそうな。

でも、「織」という技術でこれほどにまで絵画的な表現が可能であるということに、私はド肝を抜かれてしまいました。

ポカーン

そんなかんじです。

簾の透け感とか、花々のグラデーションが、緻密な色の計算によって美しく再現されています。

想像してたよりかなりたくさんの人が見に来ていて、皆さん感嘆のため息を漏らしていらっしゃいました。

Shokokuji05

↑館内入口

展覧会の方と少しお話をする機会があったのですが、この遺作展は、

「2回観に来る人が多いんですよ」

とのこと。

確かに私も一昨日はじめて行ったけど、ただただ「すごい!きれい!」と、完全に圧倒されていて、細部まで見る余裕が全くなかったのでした。

もう一度見たくなるのはものすごく理解できるなぁ。

源氏物語 錦織絵巻 は、

4月27日(日)~7月6日(日)まで、承天閣美術館で開催されています。

とにかく圧巻。必見。

美術館からの帰り道に咲くつつじが、たいそうきれいでございました。

Shokokuji06

老舗モールにも源氏物語グッズ、かなーりたくさんありマス。

川人象嵌の、京象嵌 帯留「若紫」

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承天閣美術館はコチラです↓

投稿者 老舗モール 時刻 18時29分 京のおでかけ
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2008年6月 2日 (月)

東福寺:八相の庭

先週末の土曜日はあいにくのお天気。

雨が降ったりやんだりで、気温も低めでした。

いつもだったら、

「せっかくの週末なのに、ピーカンに晴れてくれなくちゃ!」

とおもうところ。

しかし、そんなしっとりとした天気の中で見るこの「お庭」は、ずいぶん雰囲気があって素敵だっただろうと思うのです。

スタッフのMさんが土曜日にフラリと訪れたのは、東福寺にある「八相(はっそう)の庭」。

昭和13年、日本の代表的な作庭家、重森三玲氏によって作庭されたお庭は、モダンで壮大な世界観に満ち溢れています。

なぜ「八相の庭」という名前がついているのかというと、庭園内にある4つの庭に散りばめられた、「北斗七星」や「八海」「市松」などのモチーフが「八相成道(釈迦の生涯の八つの重要な出来事)」に因んでいることから名づけられたものなんですって。

庭園内には4つの庭があります。

こちらは北庭。

Tofukuji01

この市松模様を見てください!

石畳と鮮やかな苔のコントラスト。

超斬新です。

彫刻家・イサム・ノグチはこの庭をモンドリアン風の新しい角度の庭」と評したそうな。

Tofukuji02

苔はこんなにこんもりと。

こちらは東庭↓。

Tofukuji03

この7つの円柱の石の配置。

どこか見覚えがありませんか?

そう、こちらは北斗七星を表したお庭。

「北斗の庭」と呼ばれています。

こちらは「南庭」↓。

Tofukuji04

このウズウズは「八海」を表しているそうな。

(八海とは、八方に海をめぐらした国土の意味。)

Tofukuji05

ダイナミックに配置された巨石が迫力たっぷり!

な、枯山水のお庭。

なんだか、見てて「ワクワクするお庭」って、そうないと思うのです。

「八相の庭」は飛びぬけた創造性に満ち溢れていて、苔と石という極めて日本的な空間には違いないのに、なぜだかとってもグローバルな印象。

近代禅宗庭園の代表として、世界各国に広く紹介されているのもうなずけます。

写真で見てこれだけコーフンするのだから、実際見たらもっと素敵に違いない!

私も近日見にいきたいわん。

こちらは京指物の上質な和風照明を日々生み出す、和田卯防雨型庭園灯

素敵な庭園にそっと置きたい光の演出。

防雨型庭園灯

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東福寺の「八相の庭」はコチラ↓

投稿者 老舗モール 時刻 17時42分 京の寺
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2008年6月 1日 (日)

あゆたべの日

スタッフのMさんが、営業の折に「あゆ」を買ってきてくれました~

あゆ。

塩焼きではありませんよ~

初夏になると、京都の和菓子屋さんに並ぶ「若あゆ」のほうです★

Ayu01

京菓子匠・船屋秋月(ふなやしゅうげつ)さんの「若あゆ」です。

写真を撮ったら、えらくポップに写ってしまいました。。

このあゆの形も、お店によって様々。

しっぽや「太り具合」も、そのお店の特徴が出て実におもしろいのです。

Ayu02

パッケージに描かれた清流とあいまって、気持ちよさそうに泳いでるみたい^^

京都の「あゆ」は、ほとんどが鴨川のアユをイメージして作られているんだそう。

見慣れた鴨川はそんなに清流には見えないけど、上流のほうでは水も冷たく、キレイな水でしか生息できないアユもたくさん泳いでるんだろうな。

さて、イザ、いただきましょー

Ayu03

二つに割ると、ニョーと伸びた白い物体は求肥。

求肥(ぎゅうひ)とは、もち米をひいてできた粉に水を加えて柔らかく練り、砂糖や水飴を加えてさらに練った和菓子の材料。

お餅よりもよく伸び、やわらかく、外の皮との食感の違いがおもしろーい。

外皮はカステラのような生地。

卵がふんだんに使われた、やさしい味がしました。

Ayu04

若あゆは、もともと6月の鮎の解禁に合わせて売り出されていたそうですが、最近ではゴールデンウィーク明け頃から売ってるみたいです。

夏の風物詩~

だけど一個でけっこーおなかいっぱいになるんです。

こちらはモノホンの鮎のほう。

中村楼の子持ち鮎煮びたし。

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船屋秋月 福王子店はコチラです↓

投稿者 老舗モール 時刻 18時24分 京の食
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