« 2007年7月 | トップページ | 2007年9月 »

2007年8月30日 (木)

五百羅漢に会いに

伏見稲荷大社の近くにある「石峰寺」に行ってきました。

石峰寺は1713(正徳3)年に開創された、禅宗のお寺。

Ishi01

石段を上っていくと、朱色が印象的な門が見えてきます。

この奥には竹林が続き、そこに有名な「五百羅漢像」があるのです。

これは、今大人気の日本画家、伊藤若冲が下絵を描き、石仏師に5,6年かけて彫らせたもの。

前から見たかったんだ~

Ishi02

お釈迦様の、誕生から涅槃までを表しているということです。

ぽつぽつと石像が見えてきました。

Ishi03

石仏の顔はどれもユーモラス。悲しそうにも見えるし、笑っているようにも見える不思議な顔。

Ishi04

この日はとても蒸し暑く、参拝客は私以外一人もいなかった。

聴こえるのは虫の鳴き声と、落ち葉を踏みしめるごとにサクッサクッと鳴る自分の足音だけ。

そんな中、一人で五百羅漢に囲まれている状況はとってもとってもシュールでした。

Ishi05

この五百羅漢像、一つ一つの像はレリーフ状で、やや荒削りなかんじではありますが、群像として見たときにものすごく面白い世界が出来上がっています。

この日はまさに「真夏の昼の夢」を見たような、不思議な気分に浸りました。

秋は紅葉が美しいみたいです。雪が降った日も素敵そうだなあ。

是非訪れてみてください!

こちらは京都便利堂の伊藤若冲シリーズ<樹花鳥獣図屏風:一筆箋>

伊藤若冲シリーズ<樹花鳥獣図屏風:一筆箋>

一筆箋ってほんとに便利!こちらは一枚一枚フルカラーなのがいいですね。

Banner_02_1

←ブログランキングに参加してます★1ポチよろしくお願いします★

投稿者 老舗モール 時刻 11時18分 京の寺
| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年8月23日 (木)

御所で満開。百日紅

京都御所ではさるすべりの花があちらこちらで咲いています。

さるすべりは漢字で「百日紅」と書きます。

真夏から初秋くらいまで、まさに100日以上花を咲かせ続けるからそう書くのです。

Sarusuberi

今年の酷暑にも負けず、7月初旬から次々と花を咲かせ、御所を華やかに彩ってきたさるすべり。

花言葉は「雄弁」です。

確かに相手をまくし立てるような、息をつかせぬ咲きっぷりが見事です。

Sarusuberi2

梅・桃・桜に紅葉と、京都御所の季節のうつろいは本当に美しいのですが夏のさるすべりも元気があってよいですね。

さて昨日の京都は夕方から雷雨・豪雨にみまわれ、なんと堀川御池のあたりは一部浸水!

四条河原町のあたりも歩道が川のようにびしょびしょになってしまいました。

あまりの暑さに京都市民が心の中で雨乞いを続けた結果かもしれません。

災難でしたが、今朝はこの夏はじめて、汗をかかずに出勤することができましたよ。

昨日の雨はどんなも太刀打ちできなかったかもしれませんが、私、一つ気になるがあるのでございます。

それがこちらの蛇の目風洋傘by日吉屋。

蛇の目風洋傘(赤)

骨が16本もあって蛇の目傘風なんです。なんかきれいでしょ?

なんて書いてるうちに、外はまた雨が降ってきました。

今日は浸水しませんように、、、、、

Banner_02_1

←ブログランキングに参加してます★1ポチよろしくお願いします★

投稿者 老舗モール 時刻 17時45分 京の風景
| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年8月21日 (火)

街中で見る小五郎先生

人通りの多い繁華街、河原町御池にひっそりと、

Kogoro01_2

桂小五郎の銅像。

明治維新を成し遂げ、近代日本の礎を築いた桂小五郎は、長州藩士、吉田松陰の門下生。長州屋敷跡の当所にその像を建立し、事績を顕彰する。(説明板より)

御池の河原町から木屋町あたりは、江戸時代には長州藩の藩邸が置かれた土地。

幕末維新期の重要な拠点だったのですね。

今ではここは、ででーんとそびえ建つ京都ホテルオークラ。

Kogoro02

ホテルオークラのある土地の時代による移り変わりを辿ると、

江戸時代:長州藩邸

明治初期:勧業場(政府が産業振興のために物産などを展示した場所)

明治20年:常盤ホテル(京都ホテルの前身)

明治28年:京都ホテル

平成14年:京都ホテルオークラ

いろいろあったわけです。

なんだか重みを感じてしまいますな。

この界隈は数分歩くと本能寺、また数分歩くと池田屋事件跡、、

と、歴史的スポットに溢れています。

ずっと前に、霊感の強い友人が

「河原町御池あたりを夜中歩くと落ち武者の霊が歩いている」

といってはばからない。ということをここに書きました。

「どうせ木屋町で呑んで酔っ払っちゃった人なんじゃないの」

なんて言ってましたけど、最近はなんだか信憑性のある話にも思えてきちゃったり。

これだけ濃密な歴史を持った京都なら、そんな霊の一つや二つ、いてもおかしくない、いや、むしろちょっと素敵なことなんじゃないかと、空想で遊ぶ夏バテ気味の自分がいるのでした。

それにしてもこの暑さ、なんとかならんものでしょうか。

街行く人もみんなしかめっ面。頭が朦朧としてきます。

そんな貴方に見てほしい。

夏バテによる体の不調は京のええもんでカバー!「健康に過ごす夏」。

健康に過ごす夏

Banner_02_1

←ブログランキングに参加してます★1ポチよろしくお願いします★

桂小五郎の像はココで見れますよ

投稿者 老舗モール 時刻 14時55分 京の風景
| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年8月20日 (月)

新撰組の戦い

皆様お盆休みはいかがお過ごしでしたか?

京都は連日35℃以上、ということは体感温度40℃を余裕で越す猛烈な酷暑で、外出の際は日陰から日陰へ瞬間移動しながらなんとかやり過ごすという状態でした。

16日の大文字の送り火、カメラ忘れて写真撮れず。

しかし17日に「大」の字が焼かれていつもよりクッキリしているのを見て、あーもうお盆も終わるなあとしんみり。

そんな暑いお盆の日、新撰組の戦いを見ました。

Eiga01

どこでって太秦で。そう、東映太秦映画村で。

映画村!

京都人なら1回は行ったことがあるはず。

しかしそれは幼少の記憶の片隅に追いやられ、「行ってきたよ」と言う人がいると「あーあそこ、まだやってるんかー」なんて合いの手が返ってくる、なんとも切ないアミューズメントスポットでございます。

しかし、この休みに十数年ぶりに訪れて思ったのですが、というか私の感性が幼少から成長していないのかもしれないですが、相当楽しかった!

江戸の町並、寺田屋、遊郭まで精密に再現。もちろん時代劇の撮影で通常使われている現役のスポットなのです。

Eigta03 

次々の開催されるイベントはなかなかのもの。チャンバラショーだって、演じている人が実際TVで活躍している東映の俳優さんだけあって、なかなか本格的。

なぜか恐竜もいたけど。

Eiga03

他にも遠山の金さんになりきって「この桜吹雪が~~」と肩を出したり、お化け屋敷で本気で怯えて幽霊(東映の俳優)を押しのけたり、やり放題の東映太秦映画村でした。

お約束で歴史扮装館に行き、姫様でも十二単衣でもなく、紫頭巾なって写真を撮りました。ちょっと影のあるキャラになりたかったのです。

Eiga04

さてこの映画村、来週の土日は作家の京極夏彦さんや「ゲゲゲの鬼太郎」でおなじみの水木しげるさんを迎え、「世界妖怪会議(!)」が開かれます。来週も行きたいな、、

こちらは京都便利堂さんの、ユーモラスな妖怪が素敵なポストカードセット。

ずっと眺めていたい、、

ポストカード<百鬼夜行図絵はがきセット>

Banner_02_1

←ブログランキングに参加してます★

東映太秦映画村はこちら!広いよー

投稿者 老舗モール 時刻 12時06分 京のおでかけ
| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年8月 9日 (木)

美しきかな夏花火

今日はちょっと番外編。

いつも京都で箱入り生活を送っている自分ですが、

「夏はやっぱり花火でしょ」

ということで、京都駅から電車で15分ほど揺られて行ってきました、

お隣は滋賀県の琵琶湖花火大会

Hanabi

琵琶湖の水面と夜空いう巨大なキャンパスに描かれる約10,000発の花火。

毎度思うんですが、「こんなのタダで見せてもらっていいの?いいの?」というかんじの大スペクタクルショー。

ストーリー性もしっかりあって、魂が震えるほどの感動を味わえます。

今年は彦根城築城400周年ということもあって、彦根藩の勇姿を花火に表現したりとなかなか派手な演出が多かったように思います。

約1時間の花火大会。ちょびっと動画で夏の醍醐味を楽しんでください、、

(注:花火の音も大迫力だったのですが、私のはしゃぎ声が耳障りなので音声を消してあります)

花火が終わった後は、夜空に向かってブラボーブラボーの大歓声&拍手。

そして大津駅までの35万人(!)の大行進、、疲れた。。

こちらは版元、芸艸堂さんの笠松紫浪の木版画「夏の夜」。

たまやー

sk35 夏の夜ー笠松紫浪木版画 Shiro Kasamatsu Shin hangaー

Banner_02_1

←ブログランキングに参加してます★

投稿者 老舗モール 時刻 11時59分 京のよもやま話
| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年8月 7日 (火)

高雄から臨む保津峡

京都に住んでいながら、いつもチャンスを逃してきた観光レジャーがある。

それは「保津川くだり」。

丹波亀岡から観光名所嵐山までの保津川の渓谷16kmを、2時間かけて下る船旅。

保津峡といえば激流ありゴツゴツした渓谷ありの、一筋縄ではいかない川。

スリル満点の川下りが味わえそうなので、是非やってみたいのです。

そんな保津川を、高雄の展望台から眺めてきました。

Hodu01

緑が深いよー!

保津川は木材や薪など丹波地方の産物を京の都に送るための産業水路として、かの角倉了以が開いたもので、400年もの歴史があるそうな。

了以さんは京都と伏見を結ぶ高瀬川を掘ったことで有名ですが、他にも大堰川、富士川、天竜川などたくさんの河川の開発工事を行ったすんごい人。

了以さんがいなかったら当時の都はあんなに栄えなかっただろうなー。

遠く見える保津川を見ながらしみじみ。

Hodu02

少し涼しくなった頃、是非保津川下りデビューしたいと思います。

保津川を遠くに眺めて煮え切らない私は、

高雄の池でカルガモにエサをやって帰ったのだった。

おいしいエサのおかげでカルガモが群がり、私はとても人気者でした。

Hodu04

高雄は展望台あり、大きな池あり、ドッグランありで休日を過ごすにはなかなか素敵な場所です。

紅葉や桜の季節は最高に美しいですよ。

こちらは版元 芸艸堂の高雄の景色が描かれた木版画。

高雄ー洛中洛外木版画ー

Banner_02_1

←ブログランキングに参加してます★

投稿者 老舗モール 時刻 11時57分 京の風景
| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年8月 4日 (土)

外はだるま、中身は、、?

なんとも言えない表情のだるまの置物。直径約6cm。

Darumikuji01

置物かと思いきや、なにやら下からヒモが、、?

Darumikuji02

しゅるしゅる。

巻物みたいな紙が出てきたぞ。

Darumikuji03

なんとおみくじが入っていたのでした。

これは先日行った「だるま寺」で引いた「だるまみくじ」。

だるまパラダイス、だるま寺こと法輪寺の記事はこちら!

このだるまみくじ、300円くらいだったと思う。

それにしても。

私、かなり久しく「大吉」を引いていませんでしたので、大変興奮しております!

「大吉」とわかった瞬間から、だるまの表情がかわいく見えるから不思議。

こちらは本気でかわいらしい、山田松香木店の匂袋 姫ダルマ。

匂袋 姫ダルマ

Banner_02_1

←ブログランキングに参加してます★

投稿者 老舗モール 時刻 18時37分 京のよもやま話
| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年8月 3日 (金)

立本寺の蓮

桜の名所として知られる立本寺(りゅうほんじ)。

今は蓮が綺麗です。昼間に撮ったのでちょっと元気がないけど。

Ryuhonji01

金剛法院ほど有名じゃないけど、本堂の前に蓮の花が咲き乱れています。

人も少なくて穴場。

立本寺は鎌倉時代にできた日蓮宗のお寺です。

こんなふうに、蓮の花は咲いています↓

池じゃなくて、水を張った鉢にそれぞれ咲いているんです。

Ryuhonji02_2

「皆さんに親しんでいただけるように」との思いで育てられているこの蓮。

なんと3週間ほど前、心ない人によって数十本の蓮が切り取られる事件があったそうです。

蓮の花の前には、「そのような方には天罰が下ることでしょう」と、模造紙に達筆な字で墨書きが、、

ごもっとも。

みんなの蓮を傷つけちゃダメ!

Ryuhonji03 

綺麗なものを見れば、誰でも持ち帰って家でも愛でたいもの。

けど、そこはがまんでしょー!

Ryuhonji04

緑がこんなに美しい立本寺、春の桜は絢爛で、息が止まるほど綺麗です。

ロータス(蓮)をイメージした美しいキャンドルホルダー。

ろうそくの老舗、財木屋さんで買えます★

「ロータス」

Banner_02_1

←ブログランキングに参加してます★

投稿者 老舗モール 時刻 11時57分 京の寺
| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年8月 1日 (水)

閻魔大王に会いにいく

「嘘ついたらえんま様に舌抜かれるえ!」

とは、幼いころよく母親に言われた文句。

鬼のような形相のえんま様に、鉄の大きなやっとこで舌を引っ張られるのを想像しては震え上がったものです。

亡くなった人を天国行きか地獄行きかを審判する閻魔(えんま)大王。

そんな閻魔大王の像が怖い顔して鎮座ましますのが、千本ゑんま堂(引接寺)です。

Emma_2

↑この奥に、2,4mあるというえんま様の巨像が、、、

私が行ったときは残念ながら公開されてなかったのです。

でもえんま像の迫力の写真が貼ってありました。

こ、こわい。。。

Emma02

えんま堂のある千本鞍馬口あたりは、平安時代頃は風葬の土地だったそう。

遺体がそこかしこに転がり、退廃した土地に耐え切れなくなった住民が一念発起。

宮中に訴えました。

そして土地を浄化するために小野篁(おののたかむら)がえんま様の木彫りの像を建てたのがえんま堂のはじまりということです。

本堂の裏には水子供養の地蔵がたくさんありました。

噴水から水が賑やかに出るようで、かなり不思議なムード。

水子の霊を慰めているのかな。

Emma03

自分の死後、本物のえんま様に会うことができるのですね。

意外と愛嬌のある顔だったらどうしよう。

優しく裁いてくれるかしら。

でもね、人はみかけによらない。

人間界では常識です。

凄まじい地獄絵図で見る人を引きずりこむ、迫力満点の絵巻を発見!

便利堂の絵巻物<国宝 地獄草紙> 

絵巻物<国宝 地獄草紙>

Banner_02_1

←ブログランキングに参加してます★

千本えんま堂はこちらにあります!

投稿者 老舗モール 時刻 11時38分 京の寺
| | コメント (0) | トラックバック (0)