掛け軸の数え方は?【京都便利堂】
ありがとうございます。
京都便利堂でございます。
掛け軸は、巻いた状態と掛けた状態で数え方が違います。
巻いた状態は「1軸(いちじく)」
掛けた状態は「1幅(いっぷく)」
と呼びます。
こちらは屏風と違ってけっこうわかりやすい感じですね![]()
掛け軸は、部分を呼ぶ名称に特徴があるのです。
京都便利堂老舗モール店にある掛け軸のページをご覧いただくと、仕様の所にいっぱい書かれているのをご覧いただけると思います。
たとえば、こんな風に![]()
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本紙:麻紙
一文字・風帯:白地飛柄金襴
中廻:薄茶地華文遠州緞子
天地:白茶地七々子
軸先:象牙代用
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なんのこっちゃ?
そう思われる方もたくさんいらっしゃるかもしれません。
ご存じの方は復習がてらご覧くださいませ![]()
上から順にご説明しますね。
写真を拡大して別ウインドウで横に並べてご覧いただいてもいいかもしれません。
1は「本紙(ほんし)」と言います。
絵が描かれている部分です。
2は「一文字(いちもんじ)」と言います。
これは、本紙の上下についている裂(キレ)のことです。
綺麗なものをつけて、お軸のアクセントにします。
3は「中廻し(ちゅうまわし)」と言います。
本紙と一文字の外側をくるりと取り巻いている部分です。
4は「天地(てんち)」もしくは「上下(じょうげ)」。
中廻しの上下に当たる部分です。
5は「風帯(ふうたい)」。
だいたい一文字とおなじ裂(キレ)が使われています。
先には糸で作られた房がついています。
これは露(つゆ)と呼ばれています。
6は「軸先(じくさき)」。
掛け物を巻くための木がつけられています。
だいたい杉の木が多いようですが、象牙や水晶なんていうものがつけられている場合もあります。
それぞれにこんな名前があるのですね。
本紙だけを見るのはもったいない![]()
表具の仕方にも様々な様式があります。
また、そこに使われている裂(キレ)の柄、色合いなど
作品とのバランスにより、表具次第で全体の雰囲気も大きく変わってきます。
どれも同じように思って、注意深く見た事がなかった方は
これを機会に、じっくり比べて見て下さい![]()
新たな発見がありそうな、深〜い世界です。
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投稿者 京都 便利堂 時刻 13時13分 文化・芸術
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