« 阿修羅のヒミツ【京都便利堂】 | トップページ | 仏像の上下関係とは?【京都便利堂】 »

2009年6月 1日 (月)

阿修羅のヒミツ2【京都便利堂】

ありがとうございます。
京都便利堂でございます。

前回、阿修羅像 について少し書かせていただいたのですが、もっと阿修羅のことが知りたいというお問い合わせをいただきましたmailto
ありがとうございます。

東京国立博物館で現在行われている「国宝阿修羅展」は6月7日で終了となっていますが、京都便利堂東京店では6月20日まで仏像特集を行う予定です。

さて、ご案内はこれ位にして。
今日も阿修羅のお話しですsign01

阿修羅はもともとインドでは「アスラ」と呼ばれ、神と戦う魔神のような存在でした。
元々は仏教の神ではなく、別の宗教の神様でした。

それが仏教の中に取り入れられ、仏法を守る役割を担っています。

敵を威嚇し退散させる守護神として表わされているので、多くの阿修羅像は忿怒相という怒りの表情で表わされています。

この「阿修羅展」で展示されている興福寺の阿修羅像もまた、八部衆という異教の神々が仏教の中に取りいれられた形で表されます。

しかし、興福寺の阿修羅像は恐ろしい顔はしていませんよね?

興福寺の阿修羅像は『金光明最勝王経』と言うお経に書かれた「夢見金鼓懺悔品」という章の一説を表現したといわれています。
夢見心地の響きを聞いていて、仏教に帰依した所だと言われています。
ですので、怒りの表情ではなく、こんなおだやかな表情をしているのですねhappy01

もともとこの阿修羅像は興福寺の西金堂に安置されていました。

現在このお堂は焼失したまま、再興されていないので当時の空間がどんなものであったかは想像するしかありません。
その手がかりとなるのが、鎌倉時代に制作された春日大社と興福寺を描いた現存最古のものである「興福寺曼荼羅図」(京都国立博物館蔵)です。

この曼荼羅の西金堂部分には、釈迦三尊を中心に、八部衆や十大弟子が堂内に並べられている様子が描かれております。
その西金堂部分のみをアップにしたはがきがありますsign03
Mandara_2
阿修羅は向かって左の一番上の赤いやつsign03

しかしこのお堂には実際入る事は出来なかったようで、一般の人は阿修羅像の存在なんて知らない人がほとんどだったのでしょうね。
実際、仏教の中ではあくまでも八部衆と言う括りの脇役ですし・・・

しかし、現在はその表情に多くの方が魅了されています。
ただいま京都便利堂東京店で販売し、ご好評を頂いているコロタイプ印刷による額絵は阿修羅の顔がアップになっているもので、その表情を堪能することができます。
Asyura_2
この額絵は東京国立博物館の展覧会場では販売されておりませんのでご注意くださいpaper

また、八部衆の顔がアップになったはがきのセットもございます。
Hachibusyu
顔は鳥の嘴のカルラや蛇を頭に抱きつつも幼子を思わせるサカラなど、それぞれ特徴的な表情を見せる八部衆のそれぞれの顔を見比べてみるのも面白いかと思います。

ぜひこの機会に京都便利堂東京店の仏像特集ご覧ください。
皆様のご来店お待ちしておりますhappy01

仏像の上下関係のことを知りたい方はこちらをクリックsign01

ランキングバナー

ブログランキングに参加しています!是非1クリックをよろしくお願いします

投稿者 京都 便利堂 時刻 18時06分 日記・コラム・つぶやき
|

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/137805/45202762

この記事へのトラックバック一覧です: 阿修羅のヒミツ2【京都便利堂】:

コメント

コメントを書く