ありがとうございます。
京都便利堂でございます。
今日は祇園祭山鉾巡行。
行って参りましたので、お届けいたします。
便利堂本社は新町通にあるので、さっと下がって新町御池へ。
少し早めに行ったので、一番前のかぶりつきで見せていただきました!
迫力の辻廻しを目の前で見ることができましたよ。
そして、ここで辻廻しをするときに、お囃子の曲が変わるのです。
それまでと違い、勇壮な感じのものに変わります。
まずは長刀鉾(なぎなたほこ)。
くじ取らずで、1番最初にやってきます。
お稚児さんがここで降りてきます。↓
そして、辻廻し。↓
竹をしきつめ、水をまいてその上を通します。
よくこれであんな大きなものが回るものだと驚きました。
次は、孟宗山(もうそうやま)。
先日お伺いしたとき、雨で山建てを中断されていたあの山です。
こんな風になるのか〜とちょっと驚きました。
墨絵のタペストリーがすごく目立っていました。
続いて油天神山(あぶらてんじんやま)。
公家、風早家に祀られていたご神体を祀ったものと言われています。
天神とつくだけあって鳥居がありますね。
こちらは保昌山(ほうしょうやま)。
先日お伝えしたとおり、真松に絵馬が下げてありました。
皆さんに御利益がありますように!
ちなみに保昌さんはけっこう大きくて、175cmくらいあるそうです。
刀は3本お持ちです。
そして函谷鉾(かんこほこ)。
鶏のタペストリーがついていました。
大きな鉾は辻廻しに時間がかかります。
続いて太子山(たいしやま)。
こちらは聖徳太子を祀っていらっしゃいます。
ちょっと見にくいのですが、手にしているのは斧。
四条傘鉾(しじょうかさほこ)。
傘の形をした鉾です。
棒振りのこどもたちがいますよ。
占出山(うらでやま)。
別名「鮎釣山(あゆつりやま)」。
神宮皇后を祀っておられます。
御利益は安産。
鶏鉾(にわとりほこ)
16世紀のベルギー製見送りを有する鉾。
この見送りは、重要文化財に指定されています。
白楽天山(はくらくてんやま)
詩人の白楽天と道林禅師です。
白楽天の仏法の大意の問いに、
禅師が「悪いことはするな良いことをせよ」とおっしゃっているのだそうです。
80歳の老翁でもなかなかできないことだからと。
霰天神山(あられてんじんやま)
京の都に大火が起こったとき、霰がふって消火され、天神様も一緒にふってきたという故事をもつ山。
火よけの天神様だけあって、やはり鳥居がありますね。
山伏山(やまぶしやま)
名前の通り山伏が祀られています。
一条戻り橋で亡くなった父を蘇生させた、浄蔵貴所(じょうぞうきしょ)という山伏だそうです。
月鉾(つきほこ)
異名「動く美術館」と言われるくらい美しい鉾。
鉾頭は新月です。
やはり月と関係の深い月読尊が祀られています。
芦刈山(あしかりやま)
離ればなれになってしまった夫婦が再会、再び復縁するというお話しを取材した山。
御利益も夫婦和合です。
綾傘鉾(あやがさほこ)
こちらも傘鉾ですね。
こちらは2基ありました。
蟷螂山(とうろうやま)
こちらはカマキリのからくりがついている山です。
辻廻しの時くらいからカマキリ動かしてらっしゃいましたよ。
羽根やカマなど、なめらかな動きをしていました。
菊水鉾(きくすいほこ)
町内の井戸「菊水の井」から名付けられた鉾。
1864年大火で焼失し、それから88年後の1852年(昭和27年)に復興した鉾です。
木賊山(とくさやま)
我が子を人にさらわれ、ひとり木賊を刈る老翁の姿を現している山です。
後に別れた子が彼を捜しに来て出会えるのですが、ちょっと悲しい表情をされているのだそうです。
伯牙山(はくがやま)
琴の名人伯牙が友人の死を聞いて琴の弦を断ったというせつない故事を持っている山です。
郭巨山(かっきょやま)
貧しさのあまり、母と子を養えないからと子を捨てる決心をして穴を掘った郭巨。
そうしたら、地中から黄金があらわれたという故事を取材しています。
放下鉾(ほうかほこ)
日月星の三光を象徴する鉾頭。
州浜の形をしていることから別名「すはま鉾」とも呼ばれています。
岩戸山(いわとやま)
天の岩戸にちなんだ山です。
大屋根にいらっしゃるのは伊弉諾尊(いざなぎのみこと)。
船鉾(ふなほこ)
船の形をした鉾です。
こちらは出陣の船だとか。
辻廻しをして、新町通りに入るとちまきを投げたりされてました。
北観音山(きたかんのんやま)
くじ取らずで、後祭の巡行の1番をつとめます。
揚柳観音像を祀っているところから、柳の枝がついていますよ。
橋弁慶山(はしべんけいやま)
かき山の中で唯一のくじ取らず。
北観音山復活までの間は、後祭の一番を巡行していました。
弁慶と牛若丸が五条大橋で戦う姿です。
黒主山(くろぬしやま)
桜がかざられている山です。
ここは、宵山までの間、食べられるちまきを授与されていますよ。
中身も黒いのだとか。
八幡山(はちまんやま)
普段は町内に祀られている八幡宮が山の上に!
鳥居には鳩がいるのですが、見えますか?
授与品も鳩をかたどった可愛い鈴などがあるそうです。
鈴鹿山(すずかやま)
伊勢の鈴鹿山の悪鬼を退治した鈴鹿権現を、女性の姿で現した山です。
勇敢な方ですね。
役行者山(えんのぎょうじゃやま)
曳子の衣装が白と黒のストライプと襟元には市松が施されていて、すごく目をひきました。
2本の朱傘があるのですが、新町通で少しひっかかったみたいでした。
鯉山(こいやま)
名前の通り、鯉が飾られています。
中国の龍門の滝をのぼる鯉の姿だそうです。
浄妙山(じょうみょうやま)
こちらはなんと!かき手が全員外国人!
携帯画像のため少々見ずらいのですが。
掛け声の発音?がこれまでとは違ったので驚きました。
南観音山(みなみかんのんやま)
山鉾巡行前日に、「あばれ観音」という独特の神事がある山。
こちらもくじ取らずで、山鉾巡行のしんがりをつとめます。
新町通りを勇壮に進む姿。
今回は、2008年度の巡行順にてご紹介いたしました。
が、実は、ここ新町御池では、順番が変わることがあるのです。
新町御池から、より遠い山鉾が先に帰るようになっているんですよ。
たとえば、後祭1番の北観音山。
北観音山町より南に町がある南観音山が先に辻回しをして帰って行きます。
ですから、一番最後に辻回しをするのは新町御池では北観音山なのです。
南観音山の写真を見ていただいてもわかるように、新町通はけっこう細い通りですので、山鉾が1基通るのでいっぱいいっぱいなんです。
ですからそのようにされているのですね。
2008年の山鉾巡行は、無事終了いたしました。
残念ながら見られなかった方は、是非来年、この新町御池へ。
かなり近くで辻回しを見ることができますから、迫力がありますよ!
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