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2007年9月28日 (金)

《京都便利堂》十六夜

ありがとうございます。
京都便利堂でございます。


昼間は30度を超え、日差しも強く、まだまだ残暑厳しい京都です。


Moon_2

今日は月齢16.6。
完全な満月ではありませんが、まだまだ綺麗な丸いお月様です。

月齢16は十六夜の月(いざよいのつき)と呼ばれます。

十五夜満月に比べると、40分遅れていざよう(ためらう)ように出てくることから、そう呼ばれるようになりました。


Moonup

月には明るいところと暗いところがあります。

暗く見える部分は玄武岩という黒い岩石、その他は斜長石という白い岩石でできています。

満月の時にこの暗い部分をつなげてみると、蟹や蛙や女性の横顔など、色々な見方があるようで、世界各地には様々な言い伝えが残されています。

日本では、おもちつきをしているうさぎさんのお話しがよく伝えられていますね。

この言い伝えは中国から伝来してきたようで、

中国では月のことを「玉兎(ぎょくと)」と呼んでいたそうです。

便利堂にも可愛いうさぎさんがいますよ。

ご存じ鳥獣戯画のうさぎさんたち。

走り回ったり転げたり、愛らしい姿を見せてくれます。

ぜひお気に入りのうさぎさんを見つけてくださいね。



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投稿者 京都 便利堂 時刻 15時22分 文化・芸術, 旅行・地域
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2007年9月25日 (火)

《京都便利堂》中秋の名月

ありがとうございます。
京都便利堂でございます。

今日の京都は不思議なお天気。
昼過ぎには雨が降ったのに、今はおひさまの光が差しています。

このままいいお天気が夜まで続いてくれるといいですね。

なぜかというと、今日は「中秋の名月」。

秋の行事のひとつです。


Kamogawamoon

↑こちらは賀茂川です。

先日、古今和歌集のお話をいたしましたが、古今和歌集では、恋歌に続いて多いのが季節の歌です。

古今和歌集20巻中、季節の歌は6巻ありますが、秋と春が2巻づつあります。

春は「花」を詠んだ歌が多いですが、秋は「月」を詠んだ歌がたくさんあります。


久方の  月の桂も  秋はなほ  もみぢすればや  てりまさるらむ


是貞親王家(これさだみこのいえ)の作です。

昔、月の中に桂の木があると言い伝えられていました。

秋に月がよりいっそう輝くのは、この木が紅葉するからだろうか という歌です。

紅葉と月が一緒に詠まれた、秋らしい歌ですね。

昔からこうやって歌に詠まれるほど美しいお月様。

今宵も綺麗なお月様が見られることを祈って……。

そうそう。

今日の十五夜をご覧になったら、10月23日の十三夜も是非ご覧になってくださいね。

片方だけしか見ないと、「片見月」といってあまりよろしくないそうです。

それから、中秋の名月は毎年満月だとは限りません。

旧暦の8月15日のことを指すからです。

今月の満月は9月27日ですので、月齢はあまり変わりませんけれどね。



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投稿者 京都 便利堂 時刻 16時16分 文化・芸術
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2007年9月21日 (金)

《京都便利堂》恋の歌

ありがとうございます。
京都便利堂でございます。

彼岸の入りに入ったというのに、まだまだ残暑厳しい京都。
昨日などは夜もまだ暑い!という感じでした。

しかし、お彼岸でもありますので、少しずつ寒くなってきますから、この週末京都でお過ごしになる方は、何か羽織りものがあった方が良さそうですよ。

なんだか、夜長に聞こえる虫の音だけが、秋をつたえているようです。

Susuki

日本では、古来から四季を感じる風習が数々残っています。

それは、いにしえの文献にも数々残されています。

「古今集」と略して呼ばれることがある「古今和歌集」。

ご存じ、日本で最初にできた勅撰和歌集です。

全部で20巻あるのですが、春夏秋冬が詠まれたものが6巻、恋歌が5巻と、およそ半分が季節と恋で構成されています。

季節と同じく、恋も大切な要素だったのですね。

古今和歌集では、恋歌は第十一巻から第十五巻まで。

恋人を思う気持ちや、切ない恋心など、恋にまつわる歌がたくさん詠まれています。

このうちの第十二巻は、

思ひつつ ぬればや人の 見えつらん 夢としりせば さめざらましを

(あの人を思いながら眠ったので、あの人がみえたのでしょうか。夢と知っていたら目覚めなかったのに。)

という小野小町の切ない歌から始まっています。

この巻の写本を、琳派の祖・本阿弥光悦が所有していたのですが、それは夾竹桃文様の美しい紙料に描かれていました。

「本阿弥切(ほんあみぎり)」と呼ばれるその写本をモチーフにしたレターセットがございます。

大切な方へ、素敵な言葉をつづってください。



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投稿者 京都 便利堂 時刻 19時42分 文化・芸術, 旅行・地域
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2007年9月18日 (火)

=六兵衞窯です=

これまでの一連の流れは
成形(ろくろ)→素焼→白化粧→釉かけ→本焼きです。
本焼きで焼かれた器のうえに、さらに絵付けをする事を
上絵付(釉上彩飾)といいます。
いよいよ今回で完成です。続きをご覧下さい。Cimg1163

上絵具は、コバルトやガラス質の
岩石です。

ガラス板に適量を取って摺り合せをします
上絵具は、釉上に描くため、
吸水性がないので、粘性のあるニカワや
フノリを少量入れて、盛るように塗ります。

Cimg1172 上絵付けをした器を
色絵窯(錦窯)で
ゆっくり時間(8時間位)をかけて
780度前後で焼付けます。

Cimg1178 一晩かけてゆっくり冷してから
窯から出します。

”緊張の一瞬です!!”

白く盛られた(白化粧)ところは
こんなに可愛い絵が描かれて
いたんですね!!

来年の干支(子の年)茶盌です。
詳細に付きましては、老舗モールの
六兵衞窯をご覧下さい。
長い間ご覧いただき、有難うございました。

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投稿者 六兵衛窯 時刻 12時47分
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2007年9月14日 (金)

《京都便利堂》お彼岸

ありがとうございます。
京都便利堂でございます。

しばらくこちらに書かなかった間に、すっかり涼しくなった京都。

夜に聞こえる虫の声が秋を告げています。

昼はそこそこ暑いので半袖でも大丈夫ですが、
朝晩は冷えますので、なにかはおりものがあった方が良さそうな気候です。


Hagi_2

こちらは秋の七草のひとつ、萩です。

万葉集にも140首以上の歌が詠まれているそうです。

この時代には萩の花を髪に飾ったりしたそうですよ。


萩の名前がついた食べ物はご存じですか?

そう、お彼岸の日におそなえする「おはぎ」です。

京都では和菓子屋さんでも販売されていますよ。

春のお彼岸の頃には「ぼたもち」と呼ばれていることが多いようですが、
京都では通年「おはぎ」とされているところが多いようです。

秋分の日、秋のお彼岸は9月23日です。


京都便利堂
には萩の柄のミニクリアファイルがありますよ。
神坂雪佳の作の「十二ヶ月草花図」
そのうちのひとつがこの「萩」です。


9gatsu

琳派ならではの美しい曲線や、みずみずしい色彩を、
身近でお楽しみいただければと思います。


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投稿者 京都 便利堂 時刻 13時13分 文化・芸術, 旅行・地域
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2007年9月11日 (火)

=六兵衞窯です=

一週間ぶりですね。遅くなり申し訳ございません!
今週は、本焼成です。
続きをご覧ください。

Cimg1094 本焼の窯詰めの状態です。

釉薬がかかっているので
素焼と違い、重ねて焼く事が
できません。

Cimg1095 そのため、つく(支柱)をくんで
棚板をのせて焼きます。

Cimg1129 綺麗に焼き上がりました!!
ちょっと白い所は何か??
わかりづらいですね

次回はそこに上絵が入り、
いよいよ完成です。
来週をお楽しみに!!

投稿者 六兵衛窯 時刻 09時36分
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