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2007年8月31日 (金)

《京都便利堂》秋のはじまり

Sea_2

そろそろ、虫の音が聞こえはじめました。

ありがとうございます。
京都便利堂でございます。

このところ京都では毎日雨が降り、一雨ごとに涼しくなってきています。

今朝は豪雨!という位雨が降り、ぬれたスーツで出勤される方をたくさん目にしました。
今は太陽がのぞいていますが、皆さん風邪などひかれませんように。

今日で8月も終わりですね。
これからは空もモコモコとした大きな入道雲から、秋の鱗雲へ変化していきます。
その変化に伴って、道ばたに咲く野花も秋らしく変化していきます。

山上憶良が秋の野草を七種選んで、万葉集で詠んでいます。

この草花を秋の七草といいます。

桔梗・藤袴・女郎花(おみなえし)・萩・葛・撫子・尾花(おばな:ススキのことです)

今では自生している物が少なくなっているようですね。

春の七草は、お正月行事の七草粥で使われています。
ですので全てが食用ですが、
秋の七草はほとんどが観賞用で、そういった行事もないため、少し影が薄いかもしれませんね。

この七草以外にも、可憐なコスモスやおままごとに使ったイヌタデ、チクチクするはっぱの薊や、鮮やかに咲き誇る彼岸花、美しい秋海棠など色々と楽しめそうです。

そろそろ秋の支度をはじめませんか。

老舗モールでは「京に住む人」でお彼岸とお月様のことを紹介されていますよ。




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投稿者 京都 便利堂 時刻 14時07分 文化・芸術, 旅行・地域
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2007年8月29日 (水)

《京都便利堂》皆既月食の赤い月

ありがとうございます。
京都便利堂でございます。

昨日は皆既月食でしたね。
皆様の地域ではご覧になることはできましたか?
秋雨前線がやってきて、悪天候になっていた地域もあるようですね。
残念です。

京都でも雲が多く、しっかりずっと見ることはできなかったのですが、
流れる雲の間を出たり入ったりする赤い月を見ることができました。

こちらは、京都市北区の賀茂川(加茂川)で弊社のカメラマンが撮影いたしました。

Kaikigessyoku
↑なんともあやしげな色の皆既月食中の月です。

Kaikigessyoku2
↑雲間から見える赤い月。

Kaikigessyoku3
↑こちらは地球の影から月が少し出てきたところです。

Kaikigessyoku4
↑かくれていた月が半分くらい出てきています。


Kaikigessyoku5
↑いつもの白い光のお月様に戻ってきています。



この次の月食は、部分月食ですが2008年8月17日。

次の皆既月食は2010年12月21日です。
月が出てきた段階でもう月食が起こっているようです。

2010年は、年の始まりの元旦と6月26日に部分月食もあります。
1年で3回も月食があるのですね。

そして、2010年1月15日に、西日本では部分日食も見ることができるようですよ。


近日中にある、月にまつわる行事は中秋の名月ですね。
今年は9月25日です。


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投稿者 京都 便利堂 時刻 15時30分 ニュース, 文化・芸術, 旅行・地域
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2007年8月28日 (火)

=六兵衞窯です=

今週は、焼き返しをして窯から出た茶盌に
釉薬をかけます。続きをどうぞ・・・・・

Cimg1085 *かきまぜて*
釉薬をよくかきまぜて杓にとり、
茶盌に入れていく。
全体にまわしながら中をかけたら・・

Cimg1084 次は、高台を持ち外側を
かけます。
そのまま釉につけ、
高台のきわまで浸す。

Cimg1071 引き上げる時
再度内側に
釉が一度かかります。

次に杓を渕に当て
釉を切ります。

Cimg1075 釉がけのできあがり!!
この後、本焼成
(1220℃)をするため
窯に入ります。

来週は窯入れからです。

投稿者 六兵衛窯 時刻 11時20分
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2007年8月24日 (金)

《京都便利堂》皆既月食

ありがとうございます。
京都便利堂でございます。

→【2007年8月28日の京都の皆既月食の様子はこちらから】

(撮影場所は京都市北区賀茂川(加茂川)で、弊社のカメラマンが撮影しました)

Moon


↑こちらは台風の雲間に浮かぶ満月です。
いつもと違う荒れた空模様の中、いつも通り浮かんでいるお月様はなんだか不思議な印象です。

この写真も不思議な印象を受けますが、
近日中にまた、あまり見ることができない不思議なお月様を見ることができます!

2007年8月28日、来週の火曜日ですね。

日本全国で皆既月食を見ることができるのです!

月が昇ってくる時から食になっているようですが、最大になるのは19時37分頃。
地域によって少し違うそうですが。

この時間はまだお仕事!
という方も、少し手を止めて空を見上げてみませんか?


前回、日本全国で皆既月食が見られたのは2001年。
実に6年ぶりに、日本全国で見ることができる皆既月食なのです。
この次は2010年の年末だそうです。


月食についてのご説明を少し……。

月食というのは、太陽・地球・月が一直線に並んだ時のことを言います。
そのうち、月が地球の影にすっぽりと隠れることを皆既月食と言います。

すっぽり隠れはするのですが、真っ暗になって何も見えなくなるわけではなく、
赤黒い、赤銅色の光を帯びた月が見えるのです。

しかしこの色は、宇宙のちりの具合で変わるそうで、皆既月食でも毎回違う
色になるそうですよ。

今回は、どんな色のお月様が見られるのでしょうね?

あとはお天気を祈るのみですね。

神秘的な夜空を……。


京都便利堂にも、不思議なお月様の作品があります。
森村泰昌氏の「森の塔・月星夜」。

森村氏がデビューされる1年前に、さまざまなオブジェを構成して作られたシリーズ作品のひとつです。
その《卓上のバルコネグロ》シリーズの中から5点を選び、ポートフォリオとして販売しています。
便利堂のコロタイプで再現していますよ。

よろしければこちらもご覧くださいませ。



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投稿者 京都 便利堂 時刻 13時13分 ニュース, 文化・芸術, 旅行・地域
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2007年8月22日 (水)

《京都便利堂》蝉時雨

ありがとうございます。
京都便利堂でございます。

Asagao


残暑お見舞い申し上げます。

連日の猛暑、皆様体調を崩してはおられませんか?
どうぞお身体にはお気をつけくださいませ。


この暑さを強調しているかのように聞こえる、セミの声。

「わしわしわしーーー」とか「じりじりじりじーーー」という声が響いています。

「わしわしわしーーー」はクマゼミ。
透明の羽根をもつ、体の大きなセミです。

「じりじりじりじーーー」はアブラゼミ。
油であげものをするときの音に似ているから、このような名前が付いたそうですよ。
茶色い羽根をしています。

だいたい京都市内ではこの2種類が聞こえてきます。

関東の方でしたら、セミの鳴き声と言えば「ミンミンミン」じゃないの?
と思われると思いますが、その鳴き声を出すミンミンゼミの声は、京都では山の中などに行かなければ聞くことはできません。

関東の皆様とは、夏の風物詩セミの声が少し違うのですね。


昔の人は、このセミの声をさまざまにきいておられたそうです。


ミンミンゼミは「見う見う」(会いたい会いたい)

クマゼミは「然か然か(しかしか)」(そうだそうだ)

そんな風に聞けば、なんだか暑さも和らぐような気がしますね。


この夏、会いたい人に会えましたか?

地元の家族や、遠く離れたところにいる幼なじみたち。

近しい存在だから、会おうと思えば会えるけど、その時間をなかなか作れないこともありますよね。

会いに行く代わりに、そういう方へ季節のお便りを出してみませんか。
身近だから、いつもはあんまりしないけれど、ちょっとかしこまって。


京都便利堂
では、季節のはがきを販売しています。
夏の柄は少し売り切れが出てきてしまっていますが……。
年中お使いいただける柄も取りそろえております。

お気に入りを見つけていただけたら、と思います。

幸せのお便りになることを願っています。



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投稿者 京都 便利堂 時刻 16時30分 文化・芸術, 旅行・地域
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2007年8月20日 (月)

=六兵衞窯です=

二週間ぶりですね。申し訳ありませんでした。
お盆休み等が入り遅くなりましたが、
前回を思い出していただき・・・・
今週は下絵からです。

Cimg1043_2 窯から出てきた素焼の茶盌に
あたりを入れます。

図柄(模様)の位置を決めるためです。

Cimg1057 ねん紙を押す
あたりを入れたところに
ねん紙(すみで図柄を書き素焼に写す紙)
を押しその上に絵柄
模様を描きます。

Cimg1044 だいたいの図柄が
これでわかりますね!!

Cimg1048図柄に白化粧土を描いて、盛り上げる

その後、白化粧土の
焼き返しをする。
(800℃位で焼く)

次回は、釉掛けです。お楽しみに!!

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投稿者 六兵衛窯 時刻 14時15分
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2007年8月14日 (火)

《京都便利堂》五山の送り火の後

ありがとうございます。
京都便利堂でございます。

昨日は盆の入りでしたね。
そこかしこで蓮の花など、お盆の準備を目にします。


Daimonji



前回
も書きましたが、
16日はお迎えしたお精霊さん(先祖の霊)を彼岸へお送りする
「五山の送り火」が行われます。

この五山の送り火が終わると、大きな夏の行事は終わります。


Funagata_2

↑こちらは舟形。舟の形がかたどられています。

その後の行事は、地蔵盆でしょうか。
京都では各町内で、子どもたちを守るとされているお地蔵さんをまつっています。

だいたい五山の送り火が終わったあたりから、早い町内では飾り付けが行われていますよ。
お地蔵さんの縁日は24日ですので、だいたいそれくらいに行われています。
子どもたちの夏休みにあわせて、時期が早くなっている地域もあるようです。

内容は町内によって違うのですが、
子どもたちが主役ですので、ヨーヨー釣りや金魚すくいなどのゲームが行われていたり、お菓子がたくさんお供えしてある風景をそこかしこで見ることができます。

お地蔵さんにお経をあげているお坊さんのお姿も、よく見かけるようになります。

このお地蔵さん、正式には地蔵菩薩と言いますが、その正体は・・・

閻魔さま!!

言わずとしれた瞑府の王様です。

早くに亡くなった子どもが、親を悲しませた罪として賽の河原で石を積む罰を受けています。
積み終わると鬼がやってきてそれを崩し、また一から積み上げるという途方もない作業をしています。

その子どもたちを守ってくださるのがこの地蔵菩薩なのです。

ですからお地蔵さんは町内にひとつひとつあり、地蔵盆は子どもたちが楽しめるようになっているのですね。

この地蔵盆の時は、細い辻が通れなくなっていることもあります。
旅行で京都に来られる際はご注意くださいね。


京都便利堂富小路店では、大文字や花火、月や兎を描いたものなど、季節のはがきをご用意しています。
はがきを書いていただけるデスクもご用意いたしております。
夏の京都の空気を、大切な方へお届けください。



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投稿者 京都 便利堂 時刻 15時39分 文化・芸術, 旅行・地域
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2007年8月10日 (金)

《京都便利堂》五山の送り火

ありがとうございます。
京都便利堂でございます。


Himawari


今日の京都は……暑いです。
立秋も過ぎたので、暦の上では秋なのですが。
暑い暑いと口にすると、さらに暑く感じられるような気がして少しはばかられますね。

もうすぐお盆ですが、この時期、京都では五山の送り火が行われます。
京都市内をぐるりと囲むようにある5つの山に、炎が浮かびます。

東山の大文字、松ヶ崎の妙法、西賀茂の舟形、北山の左大文字、嵯峨の鳥居形。

松ヶ崎の妙法は、2つの山に妙の文字と法の文字が浮かびます。
二山に分かれているのですが、これはひとつと考えます。

16日の午後8時に東山の大文字に赤い炎の大の字が浮かび、
時間差があって他の山にもそれぞれ点火されていきます。


送り火を見ているとき、手を合わせて拝むようにしていらっしゃる方を目にすることがあります。

これはなぜかと言いますと、五山の送り火の行事は魂送りの行事だからです。

お盆に帰っていらしたご先祖さまの霊(お精霊さん)が、迷わず彼岸に戻るための送り火なのです。

「大文字焼き」とおっしゃる方もいらっしゃいますが、
ただ山焼きをしているわけではありませんので、この呼び方は間違いです。


この行事は600年くらい前から続いているそうです。

京都では、祇園祭といい、今に続く行事が何百年と続いていることが多いですね。



五山の送り火が始まった頃より以前、
平安時代後期に流行した思想に、六道思想というものがあります。

死後、生まれ変わる世界が6つあるとされています。

地獄道・餓鬼道・畜生道・修羅道・人間道・天道

この思想によると、現在私たちがいるところが人間道だそうです。
この時に、よくない行動をすると人間道より下の世界に生まれ変わるとされています。

そのうちの地獄道餓鬼道を描いた絵巻を販売しています。
気になられた方はどうぞご覧ください。



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投稿者 京都 便利堂 時刻 13時13分 文化・芸術, 旅行・地域
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2007年8月 8日 (水)

《京都便利堂》怪談

ありがとうございます。
京都便利堂でございます。

Sekiranun

今日の京都は……暑いです。
連日30℃を越す真夏日。
昨日は35℃を越えたとか。もう体温くらいありますね。

こう暑いと、少し涼しい気分になっていただきたいですね。

夏の涼といえば、かき氷やスイカ、プールや海などがありますが、京都便利堂からのお届けは、怪談を……。

妖怪については以前にたくさん書かせていただきましたが、今日はそれとは少し違うお話しです。


どうぞごゆっくり……。


平安時代の名高い漢学者で秀才と呼ばれた、紀長谷雄(きのはせお)。

彼の元に見知らぬ男性が尋ねてきます。

「双六をうちませんか。」

手合わせを願われ、長谷雄卿はその申し出を受けました。


男に導かれやってきたのは、朱雀門楼上。
ここで双六の勝負が行われることになりました。

賭物は、長谷雄卿は全財産。
男は、姿と心映えの美しい女性を……。



この勝負は、回を重ねるごとに長谷雄卿が勝ち続けました。

男は、負けるごとに赤い肌や大きな手、恐ろしい形相と、徐々に鬼の姿に変化していくのです!!



……この勝負は長谷雄卿が勝ちました。


後日、約束通り賭ものであった美女が、男とともに長谷雄卿のもとにやってきました。


その時男から、

「100日の間、決して美女に触れてはいけない。」

そう忠告されました。



しかし長谷雄卿は、80日がすぎた頃、約束をやぶり彼女に触れてしまうのです……!



すると美女は……

水になって流れ出してしまったのです!!

彼女は、鬼が多くの死者の中から美しい部分を集めて作った女性だったのです……。
100日がたてば、真の人間となり、魂が定まることになっていたのです。

その夜から、彼女を想い、長谷雄卿は嘆き悲しむのでした。



……いかがでしたか?

少しは涼しくなられましたでしょうか?

摩訶不思議なこのお話は「長谷雄双紙(はせおぞうし)」と言います。

京都便利堂では、「長谷雄双紙」の縮小巻物を販売しています。
気になる方はご覧ください。




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投稿者 京都 便利堂 時刻 14時14分 文化・芸術
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