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2007年5月23日 (水)

《京都便利堂》伊藤若冲

ありがとうございます。
京都便利堂でございます。

今日も快晴!
ちょっと暑い感じですが、いいお天気が続いている京都です。

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京の台所といえば、錦市場! 

きっとご存じの方も多いですよね。

この錦市場の青物問屋の旦那で、絵師としても活躍されていた方がいらっしゃいます。

伊藤若冲

江戸中期の頃、活躍された画家です。

誰とも似ていない画風で、緻密に描かれた鶏の絵や、
華やかな色合いで緻密に描かれた作品などが有名ですので、ご存じの方もきっと多いのではないでしょうか。

今日はそのうちの「樹花鳥獣図屏風」についてのお話を。

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(↑こちらは複製品の縮小屏風です。)


この作品は、若冲の作品の中でも特徴的な、升目描きと呼ばれる独特の手法で描かれています。

その手法とは、縦横1㎝間隔にひかれた線が作る正方形の方眼が描かれ、

その方眼の1マスの中に鮮やかな色が着色され、絵が構成されているのです。


プライス・コレクションの「鳥獣花木図屏風」や、個人蔵である「白象群獣図」はこちらと大変よく似た画法が使われています。
この画法の作品で現存が確認できるものは、この3作品のみだそうです。

「樹花鳥獣図屏風」は、2隻一双の作品ですが、右隻だけでも約4万個以上!の方眼が描かれているんですよ。

右隻には動物、左隻には鳥が群れています。
ここには、空想上の生物や実在はしていますが、当時の日本では珍しい舶来の鳥獣も描かれています。

たわわに実る果実や、咲き誇る花々はさながら楽園のようです。

この作品は、京都から少し離れた静岡県立美術館で所蔵されていますよ。

京都便利堂では、「樹花鳥獣図屏風」の縮小屏風や、
この作品をモチーフにしたステーショナリーを販売しております。

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投稿者 京都 便利堂 時刻 15時48分 文化・芸術, 旅行・地域
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コメント

途方もなく地道な作業で作られた絵なんですね!

見ているだけでわくわくしてくるので、この絵は若冲の作品の中でも特に大好きです。

便利堂さんならではの絵画に関する豆知識、楽しみにしています。

ところで相国寺の展覧会は、見に行かれましたか?

投稿: みゆり | 2007/05/24 10:11:30

みゆり様、コメントありがとうございます!


楽しみにしていただいてありがとうございます!!

この作品は、本当に途方もなく地道な作業で作られていますね。

相国寺・承天閣美術館の展覧会には、私はまだ見に行けていないのですが、

こちらで展覧中の「動植綵絵」もこれまた緻密に描かれていますね。

それにしても三十幅すべて見られるとは、なんと贅沢な展覧会でしょうね。

6月3日までですから、早めに見に行って参ります!

投稿: 京都便利堂 | 2007/05/24 13:07:35

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