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2007年4月24日 (火)

《京都便利堂》彦根その3(茶道具)

ありがとうございます。
京都便利堂でございます。

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今日の京都は、晴れのち曇りとの天気予報。
まだ今のところ、おひさまがさしていますよ。

今日は3度目の彦根のお話です。


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彦根城のほとりにある池にいる、珍しい「黒鳥」です。

この鳥は、茨城県の水戸市から寄贈されました。

なぜ水戸市から?
歴史にお詳しい方でしたら、きっと疑問に思われることでしょう。

そう。
徳川幕府大老、彦根藩13代藩主井伊直弼(いいなおすけ)は、
桜田門にて水戸の浪士らに狙撃され、息を引き取っておられるのですから。

けれど、現在では、この歴史の流れをくんで、彦根市と水戸市は親善都市になっており、
親善のしるしとして、この黒鳥が彦根市に寄贈され、彦根市からは白鳥が水戸市へ寄贈されたそうです。


彦根藩13代藩主 井伊直弼は、
11代藩主井伊直中(いいなおなか)の14男として生まれ、
17歳から32歳までは300俵の捨扶持で、自らが「埋木舎(うもれぎのや)」と名付けたお屋敷で過ごされました。

徳川幕府大老はもとより、彦根藩主からもほど遠い存在だったのです。

ところが、父が亡くなってから藩主をつとめていた、
兄である12代藩主井伊直亮(いいなおあき)が亡くなり、
こどももいなかったことから、
弟である直弼が養子となり、彦根藩13代藩主となりました。
そして後に、徳川幕府の大老職に就かれたのです。

彦根藩主や大老職のことはご存じの方も多いかと思いますが、
不遇であった埋木舎時代に心身の鍛練をしていた直弼は、
実は、茶人としても有名でございます。

直弼考案の月次茶器のうち、代表的なものを絵葉書にしました。
12ヶ月の季節に合わせて考案されたおなつめです。

粋人とも呼ばれた直弼の世界をお楽しみください。

投稿者 京都 便利堂 時刻 13時50分 旅行・地域
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